コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【そばコーヒー(山形)で地方再生】そば好きとしては、飲んでみたいです

山形にある「大石田そば街道振興会」は地方再生事業として試作を進めてきた「そばコーヒー」の販売に乗り出すそうです。予定通りいけば秋までに商品化されるそうです。

 

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コーヒーも好きですが、そばも大好きですのでこれは気になります。恐らく、そばから作られているのでルチンが含まれていると思います。ルチンと言えば高血圧対策にもいいですからね。

 

先日、健康診断の結果が返ってきたのですが血圧が上がっていたので積極的にそばは食べたいです。

そば粉には、「ルチン(別名ビタミンP)」という成分が含まれています。

ルチンは、抗酸化作用のあるポリフェノールと似た働きを持っており、脳卒中や高血圧症などの生活習慣病の予防効果が期待され、アメリカやヨーロッパでは薬としても用いられているそうです。

毛細血管の弾力を強くし、血液の流れを改善することから、肩こりや冷え性の方にオススメです。

また、シミやシワ、そばかすを予防し、肌を生き生きとさせるコラーゲンの生成に関与するビタミンCの働きを助けるため、そばを食べた後にビタミンCを含んだみかんやいちごなどを食べるのもよいでしょう。

また、体に悪影響を及ぼし、老化の原因になる活性酸素を取り除く働きもあるので、エイジングケアの観点からも注目を集めています。

www.skincare-univ.com

 

そばコーヒー

大石田そば街道振興会(大石田町、海藤均会長)は2017年度、地方創生事業として試作を進めてきた「そばコーヒー」のPRと販売に乗り出す。各店舗で試供し、秋までに商品化する計画。20日、町内の「蕎麦処(そばどころ) 若佐」で開かれた総会で事業計画を承認。試作品を飲んだそば店店主は「これはいける」と太鼓判を押した。

 そばコーヒーは、日本からのブラジル移民定着の土台をつくったとされる町出身の鈴木貞次郎(1879~1970年)と、コーヒー店「銀座カフェーパウリスタ」(東京都)の初代社長との交流物語に着目し、16年度から考案中の新名物。町と同コーヒー店の協力を得ている。

 この日、そばコーヒーを口にした振興会のメンバーは「深みがある」「いいんじゃない」と評価。「そば座敷 平吉」店主の海藤完治さん(66)は「最初はコーヒーで、後味はそば。うまく混じり合っている」と話していた。

 今後は振興会加盟の14店舗が5月中旬からのぼりを掲げ、来店者に無料で提供。そばまつりが開かれる10月下旬までに、各家庭で楽しめるお土産品として販売する。各店が新メニューとして出すことも検討中だという。

yamagata-np.jp

 

なんと、あの銀座のカフェーパウリスタさんが協力しているみたいですね。

これは、益々気になります!

 

日本の移民団、
世界一のコーヒー生産国・ブラジルへ

ときは明治41年4月28日。
日本からブラジルへの最初の移民793名を載せた船「笠戸丸」が神戸から出港しました。

当時、世界の50%以上のコーヒーシェアを持っていたブラジルは、奴隷解放によって農園の働き手を失い、労働力を世界各国へ求めました。しかし、賃金労働者と奴隷の区別がつかないブラジル園主と外国人労働者の間でドラブルが続出。皆自国へと逃げ帰ってしまいます。

同じ頃、日本では人口増加による食糧不足、日露戦争帰還兵の失業者問題が深刻化していました。
その解決策として、日本人の移民を計画したのが“水野 龍(みずの りょう)”。

水野は、人種の偏見が少なく、食糧も豊富なブラジルを移民先に選び、大勢の日本人を率いて向かいました。日本人移民は、その礼儀正しさと社交性でブラジルに好意的に受け入られましたが、言葉の通じない土地で、奴隷の扱いしか知らない農業主のもと、多くの困難と忍耐を強いられます。
ひと旗あげて帰国しようと意気揚々だった人々も、帰国はかなわないと悟らざるを得ませんでした。
また、水野自身もこの移民事業によって大きな赤字を抱えます。

ブラジルのサンパウロ州政庁は、そんな水野の移民事業に対し、年間1,000俵の珈琲豆の無償供与と東洋の一手宣伝販売権を与え、日本におけるブラジル珈琲の普及事業を委託します。

大きな損を幾分かでも埋められるよう、コーヒー豆を無償で提供したい。
ついてはこれを 農園労働の需要性と、コーヒーそのものを周知する機会としてほしい。
日本がいずれ西洋を凌駕する民族発展をみるのは確実であり、生活様式が進化すれば、
コーヒーは日本の嗜好に迎えられるに違いない。
星の中に女王の姿、それを囲んで珈琲樹の葉と真紅な実が描かれた、カフェーパウリスタのロゴは、サンパウロ市の市章を模している。
コーヒーはいわば、ブラジルで働く日本人移民の努力の結晶。
日本でこれを広め、需要を伸ばすことで、彼らへの大きな理解と助けを得られると踏み、水野はこれを承諾。
政治家・大隈重信らの助けを借りて、明治43年にブラジルサンパウロ州政庁専属ブラジル珈琲発売所「カフェーパウリスタ」を設立しました。

※カフェー(cafe)はポルトガル語でコーヒー、パウリスタ(Paulista)
サンパウロっ子の意味。

www.paulista.co.jp

 商品化、楽しみですね!

以前ブログにあげた「玄米コーヒー」もそうですが、こういったものが地方の活性化に役立つことは嬉しいですね。

 

akatra164.hatenablog.jp

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。