先日、お土産で安倍川もちをいただきました。「安倍川もち」、みなさんご存知ですか?名前は聞いたことある方多いのではないでしょうか。
安倍川もちとは
名物に美味いものあり安倍川もち
静岡が東海道五十三次の府中宿と呼ばれた時代から、美味いものとして名物番付の上位に据えられ、今日に至るまで静岡を代表する名物として広く愛されてきた「安倍川もち」。その由来については幾つもの言い伝えがありますが、400年ほど昔、慶長のころまでさかのぼることができます。
江戸時代初期、安倍川岸で、徳川家康が茶店に立ち寄った所、そこの店主が黄な粉を安倍川上流(梅ヶ島)で取れる砂金に見立て、つき立ての餅にまぶし、「安倍川の金な粉餅」と称して献上した。家康はこれを大層喜び、安倍川にちなんで安倍川餅と名付けたという伝承がある。
実際は、江戸時代、日本では大変貴重で珍しかった白砂糖を使っている事から有名になり東海道の名物となった。東海道中膝栗毛には「五文どり」(五文採とは安倍川餅の別名)として登場する。
この安倍川もちは、きな粉もちと餡子餅がセットになっています。つまり2種類の味が楽しめます。これにコーヒーを合わせると
- コーヒーの味
- きな粉もちを食べてコーヒーを飲む味
- 餡子餅を食べてコーヒーを飲む味
が楽しめます。今日のコーヒーはモンテアレグレで安倍川もちを食べてみます。
モンテアレグレに関しては先日も詳しく書きましたのでこちらを御覧ください。
【安倍川もち×モンテアレグレ】
モンテアレグレを飲んでみます。いつも通り、バランンスが非常にいいです。
そして、まずは「きな粉もち」を頂きます。
お餅が柔らかく、甘さもやや控えめです。
そして、コーヒーを再び飲みます。
苦味が弱く感じられナッツっぽさが、しっかり感じられるようになりました。
そして「餡子餅」を食べます。
きな粉もちと比べると甘さがしっかりしています。小豆の風味もいいです。
そしてコーヒーを飲んでみます。
思わず笑ってしまいました。
きな粉もちを食べて飲んだ感じと、がらりと雰囲気が変わります。
とにかく、明るい酸味がスパーンときます。酸味の質は「りんご」に近いかな~。
ちょっとずつ、食べられるサイズで2種類のお餅が入っている安倍川もちはコーヒーのペアリングを楽しむのに、なかなかいいんじゃないでしょうか。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。