コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【川島良彰氏 「平成29年度 外務大臣表彰」受賞】2次会で聞けたお話

川島さんの外務大臣表彰の2次会で聞けたお話がホント勉強になりました。そして、刺激をいっぱいもらえました。今回の司会進行をされ、川島さんと石脇さんのお二人を名古屋に呼んで下さった中部のゴッドファーザーこと樋口さんのお隣で楽しい時間が過ごせました。

 

 

私は、樋口さんとまともにお話させて頂くのは初めてです。ゴッドファーザーなので、見た目はちょっぴり怖い雰囲気ですが初めて聞くお話ばかりでホント楽しかったです。おかげで、危うく終電を逃すところでした(笑)

 

樋口さんは岐阜県で「珈琲工房ひぐち」という店舗を4店舗も経営されている凄い方です。

www.cafe-higuchi.jp

 

ウイスキーをロックで、次から次に飲んでは空にされています。私もアルコール強くないですが同じようにロックで飲んでいたので、正直樋口さんからお聞きしたお話の半分くらいは忘れていそうです^^;

 

認証コーヒーに関しても取り扱われていて、名古屋で以前開催された生物多様性条約締約国会議(コップテン)の時に様々なイベントで尽力されたようです。そうした功績が認められJICAから講演依頼があり講演をされたそうです。

 

その話を聞き、実は私もつい最近「コーヒーとはちみつと健康」をテーマにした講演のお話を頂いたと話をしました。すると、出て来る出て来る「コーヒーと健康」に関するネタが。

 

そのネタが、その辺のネット記事や書籍に絶対書かれていないようなものばかりです。

 

何度も繰り返し言われていたのが「人間、ずっと勉強し続けないと」ということ。

樋口さんの世界史や日本史の知識の深さには、ただただ感心するばかりです。その中で特に面白かったのが江戸時代の「参勤交代」。徳川幕府が各藩に財政的な負担をかけ軍事力を弱めるための制度ですが、これが日本でコーヒーが広まることとも関わっていたというお話。こんな話、どこにも書かれていないですよね。

 

仙台藩は寒いので米の収穫量があたたかい地方と比べ少なく財政的に厳しかったそうです。その為、幕府が参勤交代を免除したそうです。その代わりに、冬場に蝦夷の警備をするようにとのこと。当時は、今のような防寒着も当然なく寒さに耐えられず多くの人が亡くなったそうです。

 

そこで白羽の矢がたったのがコーヒーだったそうです。コーヒーは長崎の出島に入ってきてはいたけど、苦い飲み物なのでなかなか受け入れられなかったそうです。ただ、ものすごく栄養があるという噂はあった。

 

そして仙台藩が冬場の蝦夷の警備に当たる時にコーヒーを飲むようになったら劇的に生存率が高まったとのことです。

 

引き込まれるように樋口さんのお話を聞かせて頂きました。

 

珈琲工房ひぐちさんの近くに行ったら、寄ってみたいなと思いました。

 

コーヒーバカ(失礼!)が、いっぱい集まる場所は楽しいなと改めて実感しました。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。