オーストラリア 養蜂用の蜂を取り入れ200年
日本に一時帰国していた友人が昨年末オーストラリアに戻っていきました。
私の周りには、新婚旅行でオーストラリアに行った友人は多いのですが残念ながら私は行ったことがありません。
オーストラリアと聞くと、やはり私はまず牛肉が思い浮かびます。前職が食肉の営業だったのですが、ブラックアンガス牛を日本の銘柄牛のようにしっかりと管理し穀物を200日以上食べさせた牛肉は本当においしいです。
牛肉を始め畜産や農業が盛んということぐらいは知っている程度です。
息子が4年前、オーストラリアに短期留学に行ったのですがすごく自由で、小学生の授業でも既にみんなiPadを使っていたと言っていました。
本当にそれぐらいしか知らないオーストラリアで、養蜂用の蜂が取り入れられるようになって今年が200年目にあたるそうです。
昨年末オーストラリアに戻っていった友人のFacebook投稿で知りました。
養蜂用の蜂を取り入れ200年イベント
そのイベントのときの写真だそうです。こんなコスプレ、やってみたいです!
オーストラリアが養蜂用の蜂を取り入れてから200年なんだそうです。
今日のNight museum のイベントの一つは蜂や、蜂蜜についてのトーク。ミード(蜂蜜酒)の作り方とサンプルの提供でした。
ちょこっとオーストラリア養蜂事情を紹介
生態系に大きな影響を及ぼすとされるミツバチの存在。その現象や絶滅の危機を救うため、オーストラリアの食品会社Bega Cheeseと養蜂家たちが、人工知能(AI)を使った保護プロジェクト「パープルハイブ・プロジェクト」を立ち上げた。
ミツバチの減少や絶滅の危機を招く要因のひとつに、「ダニ」の存在が挙げられている。ヘギダニやそれらが運ぶウイルスは、ミツバチや蜂の巣を破壊するほど致命的なダメージを及ぼす。これまでオーストラリアを除く全世界でその存在が確認されていたが、今年4月にはオーストラリアでも発見される事態となった。放置すると被害は甚大になる恐れがある。それがパープルハイブ・プロジェクトの立ち上げの経緯となった。
手遅れになる前に。豪州でAIを活用した「ミツバチ保護」プロジェクト始動 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
オーストラリアでも日本と同様に、ダニ対策に苦労しているようです。
従来、オーストラリアの養蜂家たちは、ダニがいるかどうかを自分たちの目、つまりは「目視」で確認してきた。しかし、それでは多大な労力がかかるばかりか、効率も悪い。そこで、「パープルハイブ」と名付けられた太陽熱で動作するダニ自動検出機が開発・投入されることになった。
パープルハイブには画像認識AIが搭載されている。パープルハイブが備え付けられた養蜂箱にミツバチが入るたびに、AIが自動的にスキャニングを実施。ダニに寄生されているかどうかを、360度カメラで24時間入念に監視する。仮にダニが発見された場合、養蜂家たちのスマートフォンにアラートが届けられ、該当する養蜂箱を隔離するように促すという仕組みだ。
養蜂にもAI技術がすでに活かされているのですね。こうした取り組みによって、ミツバチの減少が少しでも止まってくれたらと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。