玉川大学は、はちみつ先進大学とも言えるんじゃないでしょうか。
大学ブランドのはちみつを数多く販売されています。毎年、新宿の高島屋で開催される「大学は美味しい」という催事でも、頑張ってはちみつをご紹介されています。
2015年11月に開催された「アグリビジネス創出フェア」に玉川大学のブースがあり色んなはちみつを試食出来ました。その時に購入したのが「初夏の百花蜜」。
玉川大学 初夏の百花蜜
卒業生の方が秋田で養蜂をされているそうで、その名の通り初夏に採れたものだそうです。アカシアやトチにと一緒に「初夏」に一斉に花を咲かせるクリが混じっているのが特徴です。
口に含むとスッキリさわやかな香りと柑橘っぽい酸味が感じられ、後味でクリの香りを楽しめます。
クリの入っているバランスが絶妙だと思います。
クセが強いので、クリのはちみつが苦手な方も多いと思いますがこれなら多くの方に美味しく食べて頂けると思います。
また、玉川大学にはこの「初夏の百花蜜」以外にもかなり豊富な種類のはちみつを販売されています。
私も、他は食べたことがないのですがオススメがあります。
玉川大学の蜂蜜で百花蜜の醍醐味を味わう
ミツバチたちが、その時に咲いている花で一番美味しいと思う蜜を集めてきて色んな花の蜜が混ざり合っている百花蜜。
当然、国産の「百花蜜」といっても採蜜した場所が違えばはちみつの風味は全く異なります。
そして、同じ場所で採蜜したものであっても採蜜した時期で全然風味が異なります。
当然ですよね。同じ場所で採蜜してもその時期によって咲いている花の種類が違うのですから。
百花蜜の楽しみ方は大きく2つに分けられます。
1つ目は、採蜜時期はあまり神経質に気にせず”どこで採れた蜜なのか”を楽しむことです。その百花蜜を食べてみて、岐阜県の味はこんな感じなんだとそれぞれの土地の味を楽しむのです。
そして、もう一つは同じ場所で採れたもので”季節を楽しむ”のです。
この玉川大学の初夏の百花蜜は”初夏”なので、恐らく6月頃に採れたものです。採れた場所は秋田県です。
玉川大学と契約している養蜂家さんが採蜜されています。
そして、玉川大学では普通の「百花蜜」も販売されています。
こちらも、同じ秋田県の契約養蜂家さんが採蜜しているもののようです。
恐らく、初夏より遅い7月から9月頃に採れたものなのかと思います。
この2つを食べ比べることで秋田の初夏と夏から初秋にかけての味を楽しむのです。普通にそれぞれを食べるだけだとわかりにくいので、食べ比べるとその違いはわかりやすいと思います。
まとめ
コーヒーもそうですが、まずシングルオリジンを食べたり飲んだりして味を記憶することは大切だと思います。
ある程度主要なものの味を記憶すると、コーヒーならブレンド。はちみつなら百花蜜を食べるとこの国の豆が入っているかな。この花の蜜も入っているんじゃないかなと、さらに楽しくなってきます。
そういうのが、なんとなくでもわかってくると蜂蜜なら百花蜜に戻ってくる人多いと思います。
単花蜜は個性が強く楽しいのですが、そういったものは週に1~2回でいいかなと。
普段、每日食べるのは国産の百花蜜が飽きることもないし何だか落ち着くんですよね。
そんな百花蜜で、土地による風味の違いと季節による風味の違いをぜひ楽しんでみてくださいね。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。