コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【代用コーヒーの色々】玄米コーヒーって意外と美味しいんだ

最近はカフェインレスコーヒーを街中でよく見るようになりましたね。スターバックスをはじめとした大手カフェチェーンはもとより、ミスタードーナツなどでも飲むことが出来ます。また、コンビニエンスストアではいち早くローソンが提供するようです。
(※ ナチュラルローソンでは2016年10月より提供しています。)
 
これらは、紛れもなくコーヒーです。コーヒーからカフェインを抜いたものがカフェインレスコーヒーです。全国公正取引協議会の規約では「カフェインを90%以上除去したコーヒー」となっています。
 
それとは異なる「代用コーヒー」。読んで字のごとくコーヒーの代用品です。有名なところでは、タンポポやチコリなどがあります。以前、タンポポコーヒーを飲んだことありますがコーヒーに似ているのはその液体の”色”だけだと思いました。味に関しては私は美味しいとは思わなかったです。
 
ところが、先日「玄米」から作った玄米コーヒーというものを飲む機会があり飲んでみました。飲んでみるとコーヒーとは異なりますが、タンポポに比べるとかなりコーヒーに近いなと思いました。インスタントコーヒーや缶コーヒーの原料として使うことが多いロブスタ(カネフォラ種)の配合比率が高いブレンドと言われればわからないかもというレベルで驚きました。これにミルクと砂糖を入れて飲んだら間違いなく美味しいと思いました。

「玄米の粒」の写真

 
さて、そんな「代用コーヒー」ですがちょっと違った意味合いの「代用コーヒー」というものがあります。というか”ありました”が正しいです。
 

代用コーヒー

大麦、とうもろこし、大豆などを使って、コーヒーに似た風味を味わう飲み物のこと。もともとは、戦時中などコーヒーが手に入りにくい時代に考え出されたとされている。

戦前、コーヒーは非常に貴重なものでした。そして政府が「代用コーヒー」というものを推奨していたそうです。昭和15年頃から昭和35年頃まで販売されていたそうです。その時の主たる代用は「大豆」だったそうです。他に大麦やとうもろこしを混ぜていたそうです。政府によって配合比率が決められ公定価格があったそうです。今では考えられないことですね。

 
その当時の「代用コーヒー」は飲んだことありませんが、それと比べるとこの玄米コーヒーはなんとも贅沢な飲み物になるのではと思います。
 
玄米コーヒーが、思いのほか美味しかったのでネットで検索してみるといくつか出てきました。すると販売しているのは、ほとんどお茶屋さんでした。コーヒーの焙煎よりも、お茶を焙煎する技術に近いのかな。面白いですよね。

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最後まで読んで頂きありがとうございました。
 
 

 


 

 

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