先日、東京の蔵前や御徒町周辺で開催されたイベント「モノマチ」。その時、浅草橋のスタンディングワインバーbeviさんでコーヒーの販売をさせて頂きました。
その時、お客様からの質問で予想以上に多かったのがコーヒーの保存方法です。そこで、コーヒーの保存方法についてまとめてみたいと思います。
基本的な考えを抑え、出来る範囲内で美味しいコーヒーを飲みましょう。
もちろん、美味しいコーヒーは飲みたいけどそこまでやるのは面倒くさいという方も基本を抑えてやれる範囲内でやってみて下さい。
コーヒーが嫌うもの
- 高温
- 多湿
- 光
- 酸素
この4つがコーヒーが嫌うものの代表的なものです。これらを、いかに避ければ良いのかを考えてみるといいかと思います。
コーヒーを使い切る期間によって保存方法を変える
常温より冷蔵庫。冷蔵庫より冷凍庫の方が長持ちします。しますが、冷蔵庫や冷凍庫で保管しようとすると少し手間がかかります。この手間をかけるか、惜しむかはあなた次第です(笑)
温度帯別保管方法
常温
- しっかりと密閉された容器に保管
- 容器は遮光性の高いもの(光を通さないもの)
- キッチン周りは湿度が高いので風通しがよく温度も低いところに置く
- 直射日光を避ける
冷蔵
基本的には上の常温と同じような感じです。冷蔵庫で保管する時に一番気をつけるべきことは、他の食品からの匂いが移ることです。匂いが移らないように、特に気密性の高い容器に入れることをオススメします。
冷凍
最近はジップロックのような便利なものがありますので活用しましょう。コーヒーが入っている袋をテープなどで、しっかり封をしそのままジップロックに入れて冷凍します。
冷蔵、冷凍で保管した時に注意すること
冷蔵庫や冷凍庫で保管した時、実際にコーヒーを使う時どうするか?
豆でも粉でも冷たいので、そのまま使うとコーヒーの抽出温度が低くなります。常温で10分から15分くらい置いて使うのがいいと思います。
また、冬場の窓ガラスを思い浮かべて下さい。朝起きて窓ガラスを見ると露がついていることが多いですよね。それと同じで、冷蔵庫や冷凍庫から常温に出すと空気中の水分がコーヒーにつきやすいです。人によっては、常温に戻した時に吸着する水分で品質が一気に悪くなるという方もいます。
まとめ
では、どうするのがいいのか。私も面倒くさがりなので、私が普段心がけていることを書いてみます。
・早く使い切る⇒出来るだけ少量のパックのものを買う。
・ミルがあったら「豆」の状態で買う。⇒「粉」に粉砕すると劣化速度は一気に早まります。
・開封し2週間以内に使い切れそうなら常温で。それ以上かかりそうなら冷蔵庫で保管。1ヶ月以上かかりそうなら冷凍庫で保管します。少量ずつ買って、ほぼ2週間以内に使い切るので実際には冷蔵庫で保管することも少ないです。
わかりやすく、簡潔にまとめてみたつもりですがいかがでしょうか。
もっと詳しく書かれている方のブログをいくつかご紹介しておきます。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。