以前、ブログで書いた「終電やばい 居酒屋でコーヒーが恋しくなったら」。居酒屋でアルコールを飲んでいる時、ふとコーヒーが飲みたくなった。帰りにカフェで美味しいコーヒーを飲んでみたくなったが、終電に間に合わなくなる。そんな時に居酒屋で頼みたいものとして、カルーアミルクとコーヒー焼酎を紹介しました。
今回は、もっとスマートな飲み物「アイリッシュコーヒー」の紹介です。
アイリッシュコーヒー・・・実は、20年程前に1度飲んだきりでした。その時、正直あまり美味しくないなと思ったので、その後飲む機会もなくきました。
そんな時、いつも参加させて頂いている「文房具朝食会@名古屋」の夜会が名古屋駅近くの「No Detail is Small」(デザインは細部に宿る)というお店で開催されました。
こちらは、2階部分は建築事務所で1階はスペシャルティコーヒーを飲むこととオリジナルノートが作れる素敵なお店です。
オシャレな空間で夜会が開催されています!
美味しい、お料理とビールでみんな盛り上がっています。会もそろそろ終わりが近づく頃、お店のオーナーの矢田さんが「アイリッシュコーヒー飲まれる方~?」と聞かれました。
いい感じに酔もまわっていた私も手を上げました。
矢田さんが、私の後方でミルを挽いている音など聞こえてきます。
もう少しで20年ぶりのアイリッシュコーヒーだと期待が高まります。20代の時の自分と飲んだ時の感じ方はどう変わるのか・・・楽しみです。
その前にアイリッシュコーヒーに関して書いてみます。
アイリッシュコーヒーとは?
▶アイリッシュコーヒーとは、実はカクテルのこと
アイリッシュコーヒー。名前はコーヒーですが、実はカクテルの一種なのです。では、なぜこのような名前になったのでしょう?▶名前の由来
▶歴史や起源
アイリッシュコーヒーが誕生したのは1943年のこと。アイルランドの西にあった推定飛行場で産声をあげました。当時のアイルランドを含めた大西洋の航路は、主に飛行艇と呼ばれる、水上に胴体着陸する大型の水上飛行機を利用していました。
今に比べれば飛行機の航続距離は短く、給油のために途中着陸する必要があったのです。そのたびに乗客は飛行艇から降ろされ、水上をボートで移動して待合室へいく必要がありました。極寒の季節に外に出される乗客は凍えながら、待合室の中にあるラウンジへと急ぎます。
こういった光景は毎シーズン繰り返され、これを見ていたラウンジのシェフであったジョセフ・シェリダンが、乗客が温まるドリンクを考案し、アイリッシュコーヒーが生まれたのです。このアイリッシュコーヒーは、給油地点に立ち寄るアメリカ、イギリスなど様々な国の乗客によって各国に伝わり、今では世界で飲まれている人気ホットカクテルとなっています。▶どんな味なの?
誕生したのは1943年と、思っていたより最近なのですね。確かに、飲んだら温まりそうです。
それでは、お待ちかねのアイリッシュコーヒーの登場です!
口を、そっと近づけるとウイスキーの香りがふわっと鼻腔内に入り込んできます。
これは、飲んだら一気に酔いが周ってきそうですが、すでにこの時点で酔が周っていたので^^;
飲んでみると・・・コーヒーの中にしっかりとウイスキーが存在しています。生クリームがまろやかにしてくれています。これは、冬に飲みに行った時体を温め店を出る時のシメに欲しいです。
20代の時の自分が苦手に感じたのは、わかるかな~。40代になった今飲んでみると、これはこれで美味しいなと思うことが出来ました!ちょっと大人気分が味わえます。
若い人が、ちょっと背伸びをして飲んでみるのもいいかも。
この日を境に、私の中でアイリッシュコーヒーは「アリ」になりました。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。