コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【アイリッシュコーヒー飲んでみました】コーヒーのカクテルで、ちょっと大人気分

以前、ブログで書いた「終電やばい 居酒屋でコーヒーが恋しくなったら」。居酒屋でアルコールを飲んでいる時、ふとコーヒーが飲みたくなった。帰りにカフェで美味しいコーヒーを飲んでみたくなったが、終電に間に合わなくなる。そんな時に居酒屋で頼みたいものとして、カルーアミルクとコーヒー焼酎を紹介しました。 

 

akatra164.hatenablog.jp

 

今回は、もっとスマートな飲み物「アイリッシュコーヒー」の紹介です。

 

アイリッシュコーヒー・・・実は、20年程前に1度飲んだきりでした。その時、正直あまり美味しくないなと思ったので、その後飲む機会もなくきました。

 

そんな時、いつも参加させて頂いている「文房具朝食会@名古屋」の夜会が名古屋駅近くの「No Detail is Small」(デザインは細部に宿る)というお店で開催されました。

 

こちらは、2階部分は建築事務所で1階はスペシャルティコーヒーを飲むこととオリジナルノートが作れる素敵なお店です。

nodetailissmall.com

オシャレな空間で夜会が開催されています!

 

美味しい、お料理とビールでみんな盛り上がっています。会もそろそろ終わりが近づく頃、お店のオーナーの矢田さんが「アイリッシュコーヒー飲まれる方~?」と聞かれました。

 

いい感じに酔もまわっていた私も手を上げました。

 

矢田さんが、私の後方でミルを挽いている音など聞こえてきます。

もう少しで20年ぶりのアイリッシュコーヒーだと期待が高まります。20代の時の自分と飲んだ時の感じ方はどう変わるのか・・・楽しみです。

 

その前にアイリッシュコーヒーに関して書いてみます。

 

アイリッシュコーヒーとは?

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アイリッシュコーヒーとは、実はカクテルのこと

アイリッシュコーヒー。名前はコーヒーですが、実はカクテルの一種なのです。では、なぜこのような名前になったのでしょう?

名前の由来

アイリッシュコーヒーは、直訳すると「アイルランド人のコーヒー」。アイリッシュと名の付く通り、アイルランド生まれのカクテルなのです。

歴史や起源

アイリッシュコーヒーが誕生したのは1943年のこと。アイルランドの西にあった推定飛行場で産声をあげました。当時のアイルランドを含めた大西洋の航路は、主に飛行艇と呼ばれる、水上に胴体着陸する大型の水上飛行機を利用していました。

今に比べれば飛行機の航続距離は短く、給油のために途中着陸する必要があったのです。そのたびに乗客は飛行艇から降ろされ、水上をボートで移動して待合室へいく必要がありました。極寒の季節に外に出される乗客は凍えながら、待合室の中にあるラウンジへと急ぎます。

こういった光景は毎シーズン繰り返され、これを見ていたラウンジのシェフであったジョセフ・シェリダンが、乗客が温まるドリンクを考案し、アイリッシュコーヒーが生まれたのです。このアイリッシュコーヒーは、給油地点に立ち寄るアメリカ、イギリスなど様々な国の乗客によって各国に伝わり、今では世界で飲まれている人気ホットカクテルとなっています。
 

どんな味なの?

アイリッシュコーヒーのベースは熱いコーヒーとウィスキー。そこに砂糖と生クリームが入ります。コーヒーの苦みとウイスキーの芳醇な香り、そして砂糖の甘みがマッチします。飲みやすいのが特徴のカクテルです。

 誕生したのは1943年と、思っていたより最近なのですね。確かに、飲んだら温まりそうです。

 

それでは、お待ちかねのアイリッシュコーヒーの登場です!

口を、そっと近づけるとウイスキーの香りがふわっと鼻腔内に入り込んできます。

これは、飲んだら一気に酔いが周ってきそうですが、すでにこの時点で酔が周っていたので^^;

 

飲んでみると・・・コーヒーの中にしっかりとウイスキーが存在しています。生クリームがまろやかにしてくれています。これは、冬に飲みに行った時体を温め店を出る時のシメに欲しいです。

 

20代の時の自分が苦手に感じたのは、わかるかな~。40代になった今飲んでみると、これはこれで美味しいなと思うことが出来ました!ちょっと大人気分が味わえます。

 

若い人が、ちょっと背伸びをして飲んでみるのもいいかも。

 

この日を境に、私の中でアイリッシュコーヒーは「アリ」になりました。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。