最近、いろんな都市で養蜂がされていますね。東京だったら火付け役とも言える銀座を筆頭に日本橋や渋谷、原宿などで行われていまます。
私の住む名古屋でも、長者町というところで養蜂がされています。
「長者町はちみつ」が出来るまで
養蜂がされている都市の名前を付けて、はちみつを販売したり地元企業とコラボした商品を販売するところがあったりと、町おこしの一環としてされているところもあります。雇用の創出にも繋がりますから都会での養蜂というのは、いいことだなと思います。
企業とコラボした商品には、こんな商品もありますよ!
原宿はちみつを使ったコロンバンの「はちみつプリン」、機会があったら食べてみたいです。
原宿はちみつプリン
「原宿はちみつ」を味わって頂くために開発されたカスタードプリンです。ハチミツの風味を生かすために、厳選した牛乳、卵、砂糖のみを使用し、特別な配合で丁寧に焼き上げました。使用する器は1900年創業ドイツのガラスメーカー「WECK」社の容器で、リサイクルガラスを使用し、食品の保存容器としてアフターユースできる機能的な商品です。別容器の「原宿はちみつ」をプリンにかけてお召し上がりください。芳醇なハチミツの香りがお口いっぱいに広がります。
都会のビルの屋上での養蜂に対する私の疑問
町おこしに使ったりは、いいけど都会の花の蜜を採って出来たはちみつってどうなんだろ?と、私は疑問を抱いていました。
自動車の排気ガスをバンバン吸っているだろうし。
先日、有識者の方に質問を出来る機会があり回答を頂けました。
まず、都会の街路樹は農薬散布されていないのでその点では安心して食べられますよとのこと。
ミツバチが採蜜し屋上の巣に運べば、排気ガスの影響を巣で受けることはほとんどないとのことです。排気ガスに含まれる有害物質はビルの屋上まで上がって来ないのでとのことでした。
ミツバチの行動範囲は一般的に半径2kmとか4kmと言われています。東京で養蜂が盛んな地区では皇居など、豊富な蜜源がこの中に入ってきます。
実際、銀座で採れたはちみつと非売品の赤坂で採れたはちみつを食べさせて頂きました。ほんとに、華やかな柔らかい酸味としっとりした滑らかさ。美味しかったですよ!
新たな問題
そんないい事ずくめの、ビルの屋上での養蜂。専門家の中には疑問を投げかける方もいらっしゃるようです。
ミツバチは1回の飛行で30~40mgの蜜を採って来ます。これは、ミツバチの体重の半分ほどです。100kgの人なら50kgですよ!負担が大きいですよね。
それだけ重たい蜜をビルの上まで飛んで運んで行くのはミツバチに相当負担をかけているというものです。
聞くと、確かにそうだよなと納得しました。
ただ、近くに農薬を散布されていない蜜源が豊富にあるというのはミツバチにとっても良いことですし・・・いいのか、悪いのか判断は難しいですね。
都会で採れた、はちみつも今後色々食べ比べてみたいです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。