はっきり言って、はちみつに関しては最近まで「食べる」専門でした。結構な種類のはちみつを食べているとは思いますが「はちみつ」に関してのこと、よくわかっていません。
最近、はちみつに関してコレってどうなんだろ?といくつか疑問が湧いてきたのでその疑問をググってまとめてみます。いくつかはトレビアネタとして使えるのかなと思います(笑)
はちみつの消費量
日本人は、どれくらいのはちみつを消費しているのか?それって世界の他の国と比べてどうなんだろ?
現在、中国の蜂蜜消費量は増加を続けているが、先進国との格差は大きい。中国人の1人当たり蜂蜜消費量は約250グラムにとどまっているが、アメリカ人は約500グラム、ドイツ人は約1000グラムとなっている。中国の消費者数はアメリカの4倍、欧州の2倍であることから、潜在力は巨大だ。
中国、アメリカ、ドイツの消費量はここでわかりました。さすが、はちみつ大国のドイツですね。
じゃあ、日本はどうなのかなと調べてみると全然出てこないんです。
日本全体の年間消費量を、ようやく見つけたのでそれを人口で割ると330~350gあたりでした。中国よりは多いけど、アメリカにはまだ及んでいませんね。
国産はちみつと輸入はちみつの割合と主な輸入先
少ないとは思いましたが、国産はわずか7%なんですね。輸入はちみつも、中国産が多いかなと漠然と思っていましたが73%と3/4程占めているのですね。
輸入蜂蜜の約73%は中国産であり、そのあと、アルゼンチン産やカナダ産など。ヨーロッパ産はちみつとして日本で有名なハンガリー産はちみつ。あとは、近年人気が高いマヌカハニーがあるニュージーランド産はちみつ。
わかりやすく、こちらに輸入先がまとめられていました。アルゼンチン産のはちみつもよく見ますね。
ハンガリーも、もっと多いのかなと思っていましたが2%しかないですね。
はちみつの主要生産国
2013年度生産上位10カ国(中国、トルコ、イラン、ウクライナ、ロシア、アメリカ、アルゼンチン、インド、メキシコ、エチオピア)だけでもアジア、ヨーロッパ、南アメリカ、北アメリカ、中東、アフリカなど全世界で養蜂業はおこなわれていることがわかります。また、全体の約1/4以上が中国が採蜜国となります。
古来より甘味料として、生活の一部(蜜蝋は灯りを灯す原料)として重宝されてきたはちみつは、近年の健康志向の高まりによる需要の高まりや養蜂技術の向上などにより、2013年には1,678,455トンの生産量となりました。
余談ですが、日本産のはちみつは世界的に見ても全体の0.2%ととても少ない生産量になります。
世界のはちみつ事情 - 株式会社フード・セールス・プロモーション
日本では、ちょくちょく見るフランスやイタリア・・・もう少し多いのかと思いましたがそんなに多くないですね。
ベスト10の中で意外だったのがインドとメキシコかな。
地域毎の生産量を見た場合アジアが全体の46.8%と多く、続いてヨーロッパ22.7%、アメリカ19.3%となります。アジアのほぼ半数以上は中国が生産しています。
中国は世界の1/4以上。アジア全体の1/2以上の生産量です。
都道府県別はちみつの生産量
蜂蜜生産量の上位10県(平成26年) (単位:トン)
1位 長野 361.6
2位北海道 358.6
3位 熊本 198.1
4位 秋田 164.9
5位 青森 152.0
6位愛知 136.2
7位 和歌山 135.1
8位岐阜 120.9
9位福岡 88.0
10位 静岡 82.8
資料:貿易統計(輸入量、輸出量)、畜産振興課調べ 資料:畜産振興課調べ
http://www.maff.go.jp/j/chikusan/kikaku/lin/sonota/pdf/meguji_youhou_2015_10.pdf
これは、ビックリ!近代養蜂発祥の地の岐阜県より私の住んでいる愛知県の方が生産量が多かったのには驚きました。
以上、私が最近疑問に思ったことを調べてみました。
調べてみて思ったのですが、はちみつに関した資料の少なさに少し驚きました。もっと簡単にいろんな資料が出てくるかと思っていたのですが。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。