はちみつフェスタに毎年出店されている岐阜県の堀養蜂園さん。お話をさせていただくと、養蜂に対する熱意がすごいです!ミツバチを大切に想う気持ちがすごいんです。
私も、蜂和産業さんのブースで毎年コーヒーの花のはちみつを販売させて頂いています。
来場されたお客様に「試食した、はちみつでどれが気に入りましたか?」と今年も、質問をよくさせて頂いたのですが堀養蜂園さんのはちみつが美味しかったというお客様が、とにかく多かったです。
私も、色々と試食させて頂きました。そして今回購入したのは「ゆず蜂蜜」です。
”和”テイストなラベルが素敵ですね。
柑橘系のものは、どうしても農薬を使われることが多いのですが今回、岐阜県恵那市で無農薬で柚子を栽培されている方に出会い巣箱を置かせていただいて採れた蜜だそうです。
堀養蜂園さんのはちみつは美味しくどれにするか迷いました。「そよご」と最後まで迷いましたが、柑橘系が好きな私は「ゆず蜂蜜」を購入しました。
柑橘系なので、合わせるコーヒーは後少し残っていたコスタリカのハニージャガーにしたいと思います。
【ハニージャガー(コスタリカ)×ゆず蜂蜜】
柑橘系の酸が特徴的なハニージャガーと、柑橘系の「ゆず蜂蜜」。
はちみつフェスタのワークショップでは、このハニージャガーとグアテマラ産のコーヒーの花のはちみつを合わせてハニージャガーの酸味がレモンのような酸味の部分を際立たせるということをしました。
少し古くなってしまいましたが、ハニージャガーらしい酸味特性は保たれています。まずは、いつものようにハニージャガーを飲みます。
そして「ゆず蜂蜜」を一口いただきます。
優しい甘みの中に、ゆずらしい雰囲気を少し感じます。そして、ねっとりとかなり粘度が高いです。味わいとしては、とにかく”優しい”です。
口に含んで5秒を過ぎた頃から、少しずつゆずらしさが強まってきます。
10秒を過ぎると甘さが強まってきます。
17~18秒ほど経った頃が一番甘さと、ゆずらしさがしっかり楽しめます。普通にすぐ飲み込んでしまっては、これは楽しめません。せっかく同じようにはちみつを食べるなら「はちみつテイスティング」をすることをオススメします。
最後に、はちみつを飲み込む時にグッとゆずの風味が感じられます。
飲み込んだ後、鼻から抜けるゆずの風味が結構長く続きます。
そして、再びハニージャガーを飲むとコーヒーの花のはちみつの時とは明らかに違う酸の際立ち方。「ゆず」らしさが感じます。「ゆず」のはちみつを食べたから当然だと言えばそうかもしれませんが、「ゆず蜂蜜」を食べている時よりハニージャガーを飲んだ瞬間の方がゆずらしさをしっかり感じ取ることが出来ます。
ハニージャガーもあと少しで無くなってしまいます。柑橘系のはちみつにはハニープロセスのコーヒー全般的に合うんじゃないかと思います。
生産国で考えると明るい酸味特性を持つ中米の国のコーヒーが柑橘系はちみつには、よく合うと思います。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。