昨日は粕谷さんの「46メソッド」について記事をUPしましたが、今日も抽出に関するお話です。
ミカフェートさんの、これからのスタンダードとなるその名も「トルネード抽出」です。トルネードと聞くと、野茂英雄さんが渡米しドジャースでトルネード旋風を巻き起こしたのが懐かしく思い出されます。
いったい、どんなものなのか百聞は一見に如かずですのでご覧ください。
ミカフェート六本松店オープンに際して、研究し尽くして開発したトルネード抽出を、遂にお披露目しました!
— José. 川島 良彰 (@Josecafeto) 2017年9月25日
豆の良い要素を出し、悪い要素を出さない究極の抽出方式です。まだ完璧にできるスタッフは僅かですが、これがミカフェートのスタンダードになります。 pic.twitter.com/FxX8YANZWZ
コーヒーハンターの川島さんが研究し尽くして開発した抽出法です。
最近、蒸らしの最中にヘラなどを使って撹拌する方法なども見ますがこれはお湯を使って一気に撹拌されていますね。この動画だけでは、なかなかわからない部分もありますが取り敢えず真似てみました。
動画では、ドリッパーはカリタのウェーブだと思うのですが無かったのでハリオV60で試してみました。
蒸らしなど、どうしているのかわかりませんのでその辺りは自分の思うようにやってみました。動画を見る限り、注ぐお湯の量もですが”高さ”を意識してみたいです。
違いがわかりやすいように、普段飲み慣れている中煎りのブレンドの豆を使いました。
お湯を注ぐ勢いなど考えると、豆の使用量を増やしたほうがいいと思います。
挽き目は普段設定しているカリタのナイスカットミルの目盛を1だけ細かくしてみました。
豆量は33g。普段、この量で私は3杯分抽出しますがこの量で2杯分の抽出量にしたいと思います。
蒸らしも長目に40秒にしてみました。
後は、動画の見様見真似で(笑)
ここまで、普段勢いよくお湯を注ぐこともなかなか無いので気持ちいいです。
そして、抽出が終わるまでの時間が早いです。
そして、飲んでみます。
ブレンドはスペシャルティコーヒーではなくごく普通のコーヒーですが普段飲んでいる時よりも酸の質が果物っぽいです。そして雑味は、ほぼ感じられません。苦みも普段より抑えられています。
淹れたコーヒーを、いつもよく飲んでもらう人に飲んでもらいました。
「これ何のコーヒー?いつものブレンドと違うね。」と言われました。
ホント、それくらい違います。
この抽出方法であれば、抽出時間が短縮されるので大型の繁盛店でハンッドドリップ抽出も可能になるのではと思います。
コーヒーの”美味しい”味をしっかり出すために、コーヒーの豆の使用量も普通の抽出方法より増えると思うのでコストは上がります。
ただ、やっぱり少々高くても美味しいコーヒーが飲んでみたいですし、そういうコーヒーをもっと多くの人に飲んで欲しいと思います。
「46メソッド」も「トルネード抽出」も”美味しいコーヒーを飲んで欲しい”という想いから考えられたものなのは同じです。どちらも、もっと詳しく学べる機会があったら学んでみたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。