最近、名古屋は雨の日が多いです。雨降りが続くと、なんだか憂鬱になってきます。元気しか取り柄がない私にとっては死活問題です。もちろん、そんな時ははちみつも食べるしコーヒーも飲みます。そのおかげか、体は至って健康です。ただ、今ひとつ”活力”がみなぎらないんです。
そしたら、活力がみなぎりそうなコーヒーがありました。私のように単純な方にはいいですよ!そのコーヒーとは「樹齢100年」のコーヒーです。
以前、ご紹介したことがあるのですがその「長寿にあやかりたい」と思い、このコーヒーは100年以上もの間、何を見てきたんだろうと考え、思いを馳せると元気が湧いてきます。元来、思い込みが激しく単純なのでこういう時に自己暗示がかけやすいです(笑)
樹齢100年のコーヒー
ラジル カルモデミナスにおけるコーヒーの栽培の先駆け的存在で100年以上の歴史を持つセルトン農園で栽培されている希少なブルボン品種です。
またブルボン品種のなかでも更に希少といわれるレッドブルボン品種を栽培しています。
毎年カットバックして大切に育て上げた樹齢100年を超える木から収穫しています。
年間生産量はわずか100袋と非常に希少なマイクロロット品で滑らかなマウスフィールとブラッドオレンジのようなジューシーなフレイバーが際立つスペシャリティーコーヒーです。
ブラジルのセルトン農園で採れたものです。
セルトン農園
第一印象は、「良きブラジルの歴史を感じる」。セルトン農園はセルトングループの名の由来となった最初の農園。1891年より100年以上の歴史を持ち、カルモデミナスにおけるコーヒーの栽培の先駆け的存在。標高が高く降雨量も多い。一方優れた牛のブリーダーでもあり「セルトンのジロランド」として有名で国内品評会では過去に8度も優勝をしている。優勝した子牛は、1頭約2万US$の値がつく。標高は1200m、農園面積は105haある。栽培品種はアマレロブルボンのほかムンドノーボ、アカイア、カツアイなど。30年以上の樹齢をもつものもあり今では農園の約20%にあたる数量を毎年カットバックして収量維持をしている。乾燥工程にも品質維持のため最善の注意を払う。収穫後天日乾燥し機械乾燥(水分値60%→20%)、トゥーリャで休息させ(同20%→15%)再度機械乾燥させ(同15%→12%)最終的にトゥーリャで保管(12%以下)する。これは乾燥によるコーヒー豆へのストレスを最小限に抑えるためである。
驚くべきは、100年以上生きているコーヒーの樹から採れたものなのに風味がしっかりとあることです。樹齢30年、40年くらいになってくると風味もだいぶ弱くなると聞きます。
150年、200年とまだまだ生きて欲しいです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。