2,017年12月9日に三重ユニセフ協会設立5周年事業「ユニセフの集い」がありました。この場で、三重大学生協さんがチェンミ・コーヒーのPRをしてくださるということで応援に行ってきました。
三重ユニセフ協会と私には因縁があります。
三重ユニセフ協会は今年の12月4日で5周年を迎えました。同じ日に私は45周年を迎えました(笑)私のほうが40年、先輩なのです!
ユニセフとは
ユニセフは国際連合児童基金(こくさいれんごうじどうききん)といい、世界中の子どもたちのために活動する国際連合の中のひとつの機関です。
つまり…
国際連合というのは、世界各国の代表が集まって、地球上のいろいろなもんだい、たとえば、さまざまな争い、貧困、環境破壊、人口増加、経済のもんだい、保健のもんだい…などを解決しようとしたり、おたがいに協力できることを話し合う場です。
その中で、世界の子どもたちが直面しているもんだいにとりくんでいるのがユニセフです。ユニセフの活動はみなさんからのぼきんなどによって支えられています。
ユニセフは子供の様々な権利を守る活動をされています。誰一人として取り残されないことを目標としていらっしゃいます。
三重ユニセフ協会は、日本ユニセフ協会と協定を結んで三重でユニセフの活動を広めて定着していけるよう活動しているボランティア活動での運営になるそうです。
チェンミ・コーヒーとは
三重大学と30年以上の長きに渡って交流が盛んな、タイの名門校チェンマイ大学との国際交流によって生まれた商品です。
タイ北部は昔から「ゴールデントライアングル」と呼ばれるけしの栽培が盛んな地域でした。タイの国王がいつまでもけしの栽培を続けていては国際社会に取り残されるとけしの栽培をやめるように言いました。
当然、けしの栽培で生計を立てていた農民がそれをやめてしまっては生計が成り立ちません。そこで「ロイヤルプロジェクト」として替わりにコーヒーの木を植えて栽培するように計画しました。
ロイヤルプロジェクトによって出来た商品は、国民の生活が向上するようロイヤルプロジェクト商品としてブランド化されており空港などタイの各地にあるロイヤルプロジェクトショップで購入出来ます。
そして、より品質の良いコーヒーを作るための指導をチェンマイ大学が行っています。
ですので、チェンマイ大学には立派なコーヒーの研究機関と農園があります。
そのチェンマイ大学の研究農園で採れたコーヒーを「チェンミ・コーヒー」にはブレンドしてあります。
発売したのが2013年10月30日なので、発売から4年が経ちます。私自身、大学ブランド商品の開発に関わった最初の商品なので思い入れが強いです。
そして、今回は頼もしい助っ人と一緒にチェンミ・コーヒーのPRをしました。
三重大学のカフェサークル「Le Lien(ル・リアン)」のメンバーです。
一生懸命、お客様にチェンミ・コーヒーの試飲となぜコーヒーが大学ブランド商品となっているかを説明してくれました。
ユニセフの集い
地元、三重県の様々な団体の方たちがこのイベントを盛り上げられていました。
今回、多くの方に「なんでコーヒーが三重大学のブランド商品なの」と質問を頂きました。
三重大学とタイのチェンマイ大学との繋がり。タイのロイヤルプロジェクトとしてチェンマイ大学が山岳農民にコーヒーの栽培を指導していること。このコーヒーを飲むことが”けし”の栽培の撲滅に繋がること。学生が主体となり商品開発を行ったことなどお話させていただきました。
そして「こういった商品、いつまでも販売続けて下さい」と温かい言葉をたくさん頂きました。
子供の様々な権利を守ることが出来る世の中が実現出来ることを願っています。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。