子供の頃はトキメキがあったクリスマスも、ここ何年もクリスマスにトキメクこともなくなりました。
そんなことでは老け込んでしまうかと思うので、自分で自分がトキメク「クリスマス」を用意しようと考えてみました。
ここは、はちみつから決めてみたいと思います。クリスマスに食べるはちみつは、これ1択です(笑)
もみの木の甘露蜜(オーストリア産)
今年の、はちみつフェスタで購入したAWAさんの「もみの木の甘露蜜」。
クリスマスと言えばクリスマスツリー。クリスマスツリーと言えばもみの木ですね!
「甘露蜜」は日本では馴染みがない方も多いかもしれませんが、ヨーロッパではポピュラーです。
甘露蜜は主にモミの木などの針葉樹の汁液を昆虫が集め、その昆虫が出した露のような甘い物質を西洋ミツバチが集めて作りだしたはちみつのこと。分かりやすく言うと、ミツバチ以外の昆虫が針葉樹の蜜を集め排泄した物が蜜源となったはちみつです。えっ……
と思いでしょうね。
この甘露蜜はお花の蜜と違いブドウ糖、果糖の比率が低く100g中に45gほどしかありません。その分オリゴ糖が多く、ミネラル分、ポロフェノール類も豊富で腸内環境を整え、貧血改善にも効果的です。
あの映画の舞台オーストリアの大自然がはぐくんだ癒しのはちみつ《モミの木はちみつ》 - ippin(イッピン)
はちみつフェスタでテイスティングさせていただいた時は、そんなに特別感動した!ということはなかったです。ただ、口に含んで15秒程過ぎるとフルーティーさが段々と強まっていくのが心地よかったです。
はちみつフェスタでは、大量にはちみつを購入し家で順番にコーヒーと合わせて楽しんでいましたが、開封したのはかなり後の方でした。
その時のブログがコチラです。
この時は、グアテマラのコーヒーに合わせたのですが絶対アフリカのコーヒーに合うだろうなと思っていたので、クリスマスイブという特別な日に楽しんでみたいと思います。
エチオピア シャキッソ(ナチュラル)
モカ(エチオピア)というと、最近はイルガチェフェをよくカフェや店頭でみます。イルガチェフェというのはエチオピアの地区の名前です。シダモ地方にあります。その同じシダモ地方のグジ地区にあるシャキッソ村のコーヒーです。
そして精選方法はナチュラルです。モカフレーバーやモカ臭と呼ばれるモカの独特な風味が存分に楽しめます。この独特な香りは「発酵臭」ですが、多くの日本人が好む香りです。苦手な人は、とことん苦手なようです。
私も3年ほど前まで、このモカの独特な香りが苦手でした。それが、だんだんと好きになってきて今では大好きになりました。このシャキッソのナチュラルはフローラルな風合いが強く感じられます。
そして、飲んでみると甘酸っぱさがしっかりありフルーティです。ストロベリーのような感じが楽しめます。そのフルーティな味の中からフローラルな香りが湧きあがります。この感じはエチオピアのナチュラル以外では絶対感じられません。
もみの木の甘露蜜に、このシャキッソ絶対に合うだろうと思っていたのですがここに来てようやくこの2つが揃ったので×(掛け)てみたいと思います。
エチオピア シャキッソ(ナチュラル)×もみの木の甘露蜜(オーストリア)
まず、シャキッソを飲んでみます。シャキッソの特徴がしっかり出ています。独特な香りとフルーティな甘酸っぱさ。温度が下がると、さらにこの甘酸っぱさが増します。
そして、もみの木の甘露蜜をテイスティングします。この甘露蜜、すぐに飲みこんでしまうと良さがわかりません。15秒過ぎてからの約10秒間の味の変化を楽しんで下さい。ぐんぐんフルーティな感じが強まり、その風味の甘みや酸味のバランスが変化します。
そして、再びシャキッソを飲んでみます。
うん、うん・・・
気持ちいいくらい思っていた通りです。
シャキッソのフルーティさが、相乗効果でさらに高まります。焙煎度は中煎りです。もう少し浅煎りだったら、ちょっと酸味が強すぎて感じると思うのでちょうどいいかと思います。
これで、今年のクリスマスイブはちょっぴりトキメクことが出来ました。
夜は、自分の誕生日に買ったコーヒー風味の赤ワイン「カフェ カルチャー」でクリスマスイブを楽しんでみたいと思います。
こうして、自分なりに行事ごとを楽しむようになったのもブログを始めたおかげかなと思います。
それでは、メリークリスマス!
最後まで読んで頂きありがとうございました。