日本はちみつマイスター協会での、ワークショップに奈良県の「むろうはちみつ」さんの的場ふくさんが参加して下さいました。初対面でした。
今回は奈良県産のヘアリーベッチのはちみつを持ってきていたことも何かしら勝手に運命を感じています。
パンフレットを頂いたのですが、すごくセンスがいいです。お聞きするとデザインの仕事をずっとされていたとのことで納得。
むろうはちみつ
屋号は「ふくさきわう」です。
「ふくさきわう」は、室生・宇陀・奈良と他地域との橋渡し的役割を果たすことで
地域が元気になるお手伝いをいたします。
ふくさきわうがプロデュースする「むろうはちみつ」では、
奈良産のはちみつを中心に国産純粋はちみつを取り扱っています。
屋号 ふくさきわう
屋号である「ふくさきわう」は、代表である私、的場ふくの名前と日本古来のやまと言葉「幸きわう(さきわう)」=豊かになる、繁栄するという意味から。生まれ育った室生とともに、豊かになる、成長していく、という想いを込めています。
むろうはちみつも、室生在住の養蜂家、原安則さんのはちみつに出会って、生まれました。
自分の住んでいる室生で、こんなにおいしいはちみつがとれるなんて。
今まで食べたことのない風味の豊かさにびっくりし、室生の土地を誇らしいと思うようになったんです。
原さんのミツバチへの愛情と丁寧な仕事ぶり、そして室生の自然から生まれるはちみつを、もっとたくさんの人に知ってもらいたいと友人にすすめているうちに、いつのまにかはちみつ屋さんになっていました。
ふくさんというお名前も、屋号の「ふくさきわう」という屋号も素適ですね。ご自身が住んでいるところで丁寧な仕事をされミツバチの愛情に溢れる養蜂家さんに出会ったことからはちみつ屋さんになったとのこと。
やはり人との出会いって大切ですね!
日本の原風景っていう感じがしますね。いつまでも、ミツバチが元気に過ごせるこの自然豊かな環境が続いて欲しいです。
むろうはちみつさんのHPです。こだわりや、住んでいる室生のことが大好きなんだということがよく伝わってきます。
むろうはちみつ 百花蜜とけんぽなしのはちみつ
そんなふくちゃんに百花蜜とけんぽなしのはちみつを頂いちゃいました。ありがとうございました!
右にあるのは私がワークショップに持っていった同じ奈良県産のヘアリーベッチです。
このヘアリーベッチは以前ご紹介しましたが、口に含んだ瞬間優しいフローラルな香りがフワッと広がり、味わいはクセががなくあっさりしています。
一番左はむろうはちみつさんの百花蜜です。ヘアリーベッチとレンゲの百花蜜だそうです。ヘアリーベッチはなかなか結晶化しないですが、れんげが入ると結晶化しやすいようです。色も白くキレイですね。ビンのフタを開けた時の香りはややレンゲが強いかなと感じます。
口に含んでみると、レンゲの風味が凄く優しくなった感じです。あっさりしていて鼻から抜ける風味が明るく華やかな感じがします。
真ん中のけんぽなしは頂いた時は液状のはちみつでした。他の荷物と一緒に宅急便で送ったのですが、届いた時ビンがめちゃくちゃ冷えていてはちみつが見事に結晶化しちゃっていました。
けんぽなしのはちみつは、食べた記憶がないです。ちなみにけんぽなしは梨ではないです。
口に含むとしっかりとした甘みを感じ7~8秒経過すると、酸味が現れてきます。その酸味、梨じゃないですが梨っぽい酸味に感じます。
これ、食べた瞬間に思ったのが乃が美の食パンに塗って食べたいと思いました。上品な感じのこの酸味は、コーヒーに合わせるなら中米系のコーヒーを中煎りかやや浅めに焙煎したものに合いそうな感じがします。
どちらのはちみつも、体にすっと染み渡るような感じがします。
自然豊かな室生のはちみつと、ふくちゃんのファンになりました!
最後まで、読んでいただきありがとうございました。