私が普段よく食べるコーヒーの花のはちみつはグアテマラ産です。今までに食べたことがあるコーヒーの花のはちみつは他にエチオピア、ブラジル、ネパール、ベトナムを食べています。
はちみつのテイスティングをするにあたり私の好みで順位をつけるならグアテマラとネパールが同率1位です。
ただ、ネパールのはちみつは品質にかなりムラがあるそうです。私がテイスティングしたものはネパールの中で最上級のものらしく華やかな酸味が印象的でした。平均的なものは、かなり品質が落ちると聞いたので実質グアテマラ産が1番だと思っています。
ベトナムは恐らくカネフォラ種(ロブスタ)ということでコーヒーの品種が違うということもあるでしょうが酸味が全く感じられず黒蜜を舐めているような感じでした。
ブラジルは初めて食べた時は4年ほど前かと思いますが、その頃あまり美味しいとは思わなかったです。ただここ1~2年でいただいたブラジルのはちみつはコーヒーのはちみつの割にクセが少なくわりと普通に食べられました。
そして、今回エチオピアです。
エチオピアも以前食べた時は酸味が強烈だった印象があります。私の中のイメージとしては良くないですが、先日久しぶりに見つけたので購入してみました。
ここまで書くと、コーヒーが好きな人は「あれっ」と思うかもしれません。コーヒーの花のはちみつはコーヒーの味はしませんが、そのコーヒーが持つ特徴が花の蜜にもきちんと表れています。
この辺も面白いなと感じ、私がはちみつにハマっていった要因の1つです。
【グアテマラ産VSエチオピア産 コーヒーの花のはちみつ】
下の写真の左がエチオピア産で右がグアテマラ産です。
色からして全然違いますよね。
コーヒーのカッピングをする時もそうですが、はちみつのテイスティングをする時もクセの少ないものからする方がいいです。クセの強いものを先にしてしまうと後からテイスティングするクセの少ないものの風味が感じにくくなるからです。
はちみつの場合、事前にクセが強い、強くないというう情報があればそれに従ってクセの少ないものからすればいいですが情報がない場合ははちみつの色を見て色が薄く透明度が高いものからすればだいたい間違いないので、まず色を見て判断します。
今回も、それに従い右のグアテマラ産からテイスティングします。口に含んですぐに心地よい酸味を感じます。はちみつらしいコクもしっかりとあります。平均的なはちみつと比べると少しクセはありますが食べやすいです。
続いて、エチオピア産をテイスティングします。口に含み少しすると強烈な酸味が来ます。モカ臭(モカフレーバー)に似ていますが、もう少し発酵が進んだ感じの酸味です。
ただ、モカの特徴はやはり花の蜜にも表れているなと感じます。
このはちみつはちょっと食べにくいかなと言うのが正直な感想です。だけど、私がやっているコーヒーとのペアリングにはいいかもと思い家にモカがあったので淹れてみました。
そして、このエチオピア産のはちみつのテイスティングをしてからコーヒーを飲むと・・・・・・予想通りというか予想以上にモカのフルーティさがギュッと強く感じられました!
食べやすさでは断然グアテマラ産がいいと思いますが、コーヒーとのペアリングを楽しむにはエチオピア産のはちみつ面白いです。
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最後まで、読んでいただきありがとうございました。