コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【アラカG1(エチオピア)×コーヒーの花のはちみつ(エチオピア)】エチオピアしばりで合わせてみました

先日、いつも楽しく勉強させて頂いている「コーヒーアミーゴス中部」の懇親会に参加させていただきました。

 

ホントに、このコーヒーアミーゴスに参加されている方は「コーヒー馬鹿」ばかりの変態の集まりです(笑)コーヒー愛が皆さん凄く、熱すぎます。

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割と時間に余裕を持って会場に到着出来ました。受付を済ませると席のクジをひきました。まだ早かったので、同じテーブルには1名しか座られていなかったです。

 

その後、続々と集まって来られて懇親会スタート。

 

私は長テーブルの角だったのですが、隣の席はエチオピアのアラカを輸入されている「にのさん」。正面は、そのアラカの熱烈なファンのKさんでした。

 

はさみ将棋なら、私はアラカにひっくり返されていますね(笑)

 

斜め前の席には、岐阜の某人気老舗喫茶店の方と非常に濃い面々です。他のテーブルを見ても、みんな濃そうですが。

 

当然、コーヒー談義に花が咲きます。そういう場に居られるということに幸せを感じます。楽しかったです!

 

しばらくしてKさんが、ポケットからプレゼントを出されて頂きました。にのさんのアラカをご自身で焙煎されたコーヒー豆です。

 

アラカ(エチオピア)G1 サンドライ

「G1」というのはエチオピアのコーヒーの格付けで最もいいものです。エチオピアの格付けは欠点豆の混入率で決められます。一番上の「G1」ですので、最も欠点豆の混入率が少ないものです。

 

「サンドライ」というのは機械を使わず天日乾燥させたものをいいます。

 

エチオピアは元々「ナチュラル」という精選方法が多かったですが近年「ウォッシュド」という精選方法も増えてきています。

 

ナチュラルは、コーヒーを収穫し果肉がついた状態でそのまま乾燥させます。その時に天日乾燥させたら「サンドライ」です。

 

一方、ウォッシュドは収穫したコーヒーから果肉を取り除いてから乾燥させます。その段階で天日乾燥させれば「サンドライ」です。

 

では、いただいた豆は「ナチュラル」か「ウォッシュド」かどちらでしょうか。

 

ウォッシュドの方は精選の過程で欠点豆をある程度除去できるので欠点豆の混入率が低くなります。よって「G1」「G2」というのはウォッシュドになります。「G4」「G5」というのはナチュラルになります。

 

また、コーヒー豆の「センターカット」と呼ばれる部分が写真を見ると黒いとナチュラルというのが一般的です。ウォッシュドの場合はセンターカットが白っぽくなることが多いです。今回、いただいたものは写真で見ると黒っぽく見えてしまいますが実物はわりと白く見えました。

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写真の豆はどちらもエチオピアの「モカ・イルガチェフ」という人気豆なんですが、豆のセンターカット(豆の真ん中に入る筋)に注目してください。

 

 

お気づきでしょうか?

 

 

上の豆のセンターカットは褐色なのに対し、下の豆のセンターカットは白色なんです!

これは、焙煎度合の違いによるものではありません。両者は同じコーヒー豆にも関わらず、センターカットの違い一つで味にも違いがでてきます。

ameblo.jp

 

アラカ(エチオピア)×コーヒーの花のはちみつ(エチオピア)

それではアラカを頂いてみます。アラカを下さったKさんは「酸味の強いコーヒーは苦手」といつも仰られています。なので、ご自身で焙煎された豆もやはりやや深めに焙煎されています。

 

コマンダンテ(手挽きミル)で挽き、挽いた粉をペーパーに移した時の香りが甘酸っぱそうな、ベリーの香りがしっかりしました。

 

私はモカ(エチオピア)は、ナチュラルが好きです。エチオピアらしさを楽しむならナチュラルがいいなと思っています。ですからエチオピアを買う時はナチュラルが圧倒的に多いです。

 

普段飲み慣れたナチュラルとは違う。焙煎もわりと深め。

 

では、飲んでみます。

 

やはり、もう少し浅い焙煎度合いのナチュラルと比較すると酸味もかなり控えめです

Kさんの好みがよくわかります。

 

コーヒーの苦味と甘みの調和が心地よく感じました。

 

せっかくなので蜂蜜を合わせてみようと思いました。

 

酸味が思ったより控えめなので、どうかと思ったのですが同じエチオピアのコーヒーの花のはちみつにしてみます。

ナチュラルのモカに合わせると、モカのフルーティさを強烈に際立たせるこのはちみつ。

 

今回の、やや深煎りのウォッシュドに合わせると一段階焙煎が浅くなったような感じです。それによって、苦味が抑えられ酸味がもう少し前に出てくる感じです。

 

ナチュラルに合わせた時に感じる強烈さはないです。

 

これは、これで面白いですね。

 

Kさん、ありがとうございました。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。