2年ほど前から私も参加させていただいている「コーヒーアミーゴス中部」。コーヒーバカがたくさん集まり居心地のいい会です。
コーヒーアミーゴスのイベントで2度お会いした安藤さんという、これまた変人さんがいます(笑)その安藤さんが作られたコーヒーカップを生で見てみたいと思い見てきました。
安藤さんは福岡の出身だそうです。そんな安藤さんが、なぜ愛知県に来られたのか?
コーヒーを好きになり陶芸を学んでみたいと思ったからのようです。愛知県は喫茶王国でも有り陶器で有名な瀬戸物もあります。
そして「自分で作ったカップで美味しいコーヒーを飲みたい!!」という野望のもと愛知県に来られたようです。
陶芸を学ぶため瀬戸窯業高等学校専攻科に入学し、しっかりと陶芸を学びこの春無事ご卒業されました。
ご卒業、おめでとうございます。
この春、瀬戸窯業高等学校専攻科をご卒業された方たちの作品を見ることが出来ると聞き行ってきました。
瀬戸窯業高等学校専攻科 平成29年度修了生 十二人展
場所: 愛知県瀬戸市にある公立陶生病院の南棟内の「ギャラリー天青」
期間: 2018年3月21日(水)~5月20日(日)
開廊時間: 8:00~18:00
この情報を頼りに行ったのですが、思いのほか病院内を彷徨いました^^;)
この「ギャラリー天青」というのは南棟内の地下1階から5階フロアまで各階に少しずつスペースが設けられ展示されています。
ここは地下1階部分です。
その色や艶感、質感を見ているだけで落ち着いた気持ちになれます。
3,4,5階は南棟のエレベーターを降りた真正面に作品が展示されています。
そして2階部分は中央棟に行く渡り部分に展示されています。安藤さんの作品はこちらに展示されていました。
安藤さんの作品に行く前に他の方々の作品を楽しんでみます。
こちらのティーポットセットの色合いも美しいですね。
そして、私にピッタリな「紫陽花とハチのティーセット」。これも、めっちゃ素適です!!
安藤智哉さんの作品
「珈琲藁灰釉(コーヒーわらばいゆう)による深煎り珈琲のためのテーブルウェア」とタイトルがついています。
藁灰釉ってなんなのさ?
藁灰釉(わらばいゆう)は、稲わらを燃やしてできる灰を原料にした釉薬です。この釉薬を使うと、やきものが白またはクリーム色のやわらかい仕上がりになります。萩焼などでよく使われています。
稲わらを燃やして出来た灰を原料にした釉薬のようです。安藤さんの「珈琲藁灰釉」というのはコーヒーかすを燃やして出来た灰を原料にした釉薬のことでしょうか。
藁灰釉を原料にした釉薬を使うと白またはクリーム色のやわらかい仕上がりに・・・とあります。
そして安藤さんの作品がこちらです!
すごく優しい色合いですよね。ガラスケースに入り、日差しが強くなかなか上手に撮れませんでした。
この後は瀬戸窯業高校専攻科のインスタグラムからの写真です。
カップの半分から下の部分の丸みに何とも言えないセクシーさを感じます。
こんな素適なテーブルウェアで美味しい深煎りコーヒーを飲んでみたいなと思ったのですが、素適過ぎてうまくイメージ出来ません^^;
すると、イメージ出来るものがありました!
ベイクドチーズケーキは深煎りコーヒーに合うでしょう!と安藤さんが実際にベイクドチーズケーキと深煎りコーヒーを淹れて使った時の画像です。
そして、安藤さんが福岡にいた時にお世話になったというスペシャルティコーヒー専門店「あつみ珈琲」さんに「珈琲藁灰釉デミタスカップ&ソーサー」を置いていただけたそうです。
深煎りコーヒーを飲むのに珈琲藁灰釉を使ったカップで飲む!そんな素適なこと、してみたいですね。
安藤さんのご活躍、これからも楽しみにしています。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。