コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【スペイン産 ラベンダーはちみつ】ラベンダーはちみつ×エチオピアシャキッソ(コーヒー)

スペイン産のラベンダーはちみつが手に入りました。ラベンダーと聞くと、少し高貴な印象がありますが皆さんはどうでしょうか?

 

そして、テレビなんかで見る印象なのか一面ラベンダーという絵が思い浮かびます。それが思い浮かぶと、子供の頃に見ていたアニメ「花の子ルンルン」の主題歌と松田聖子さんの「渚のバルコニー」を思わず口ずさみたくなります^^;


花の子ルンルン OP ルンルンのセリフ付き

 

以前、静岡県産のラベンダーソフトクリームと北海道産ラベンダーソフトクリームを食べ比べるということをしたことがあるのですが、ラベンダーらしい風味の強さが全然違ったのを何となく覚えています。

 

そのイベントを主催されていた方に「全然、違いますね」と言うと静岡と北海道ではラベンダーの品種が違うと仰られていました。

 

今回、情報としてあるのは「スペイン産のラベンダーから採れたはちみつ」と言うことで品種まではわかりません。

 

ラベンダーはちみつの特徴

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香りの良いラベンダーの花から採取されたラベンダーはちみつは、豊かな花の香りがすることが特徴です。食べると口の中にラベンダーの花のような心地よい香りが広がります。

味わいはしっかりとした甘みがありますが、ハーブ特有のさっぱりとした後味なので食べやすいはちみつです。綺麗な琥珀色に上品な香りと豊かな甘みで、香りの良いはちみつが好きな方におすすめです。

製品によっては少し酸味のあるものもありますが、きつい酸味ではなく甘さの中にほのかな酸味が感じられる爽やかな味わいとなっているものが多いです。花の香りとほのかな酸味から、桜餅のような味わいと表現されることもあります。

food-drink.pintoru.com

 

それでは「スペイン産 ラベンダーはちみつ」をいただきます。

 

スペイン産 ラベンダーはちみつ

ビンのフタを開けて香りを嗅ぐと”ラベンダー”の香りは感じません。柑橘系のフルーツを思い起こすような爽やかな酸味を想像するような香りです。

 

口に含んだ瞬間、フローラルな印象はありますがラベンダーはよくわかりません。

 

5~7秒程で少しずつ味わいが変わってきて、ラベンダーだと思えばラベンダーらしい風味を感じられますが、ほんの2~3秒です。口に含んでいる間、味の変化はありますが優しい甘味と柔らかなフローラル感はずっとあります。

 

口の中から無くなりそうな時に、酸味が少し強まります。飲み込んだ瞬間、スッと大豆っぽさを感じました。

 

ラベンダーらしさは私にはそんなにわからなかったですが、風味は豊かです。喧嘩をするかもしれませんが、コーヒーはエチオピアのシャキッソ(ナチュラル)を合わせてみます。

いつものように、まずシャキッソを楽しみます。

 

それから、ラベンダーはちみつのテイスティングをします。シャキッソを飲んでからテイスティングをするとフローラル感が少し増して感じます。

 

それからシャキッソを再び飲むと、思ったような喧嘩はしないです。感じられるコーヒーの風味もそんなに大きく変化はしないですが酸味の質感が少し変わります。シャキッソはストロベリーっぽい酸味が特徴ですが、これが柑橘系に近づいた感じがします。例えるならライムでしょうか。

 

この「ラベンダーはちみつ」にコーヒーを合わせるのは、少し難しそうです。ラベンダーはちみつの風味を活かすのであればコモディティの中深煎りのブレンドコーヒーが良さそうです。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。