昨年はブルーボトルコーヒーの買収。先月はスタバとの業務提携により、今後スタバブランドの商品を販売するネスレ。このままの勢いで行ったら、世の中全てのコーヒーにネスレが関係してきそうな勢いですね。
コーヒー業界に身を置くものとして戦々恐々としていますが、次は何を仕掛けてくるのか楽しみにしている自分もいます。
世間的にはブルーボトルの買収や、スタバとの業務提携程のインパクトはないでしょうが私個人としては、その2つを超えるインパクトがあるニュースが出ました。
それが、ネスプレッソのカプセル容器を再利用して同じスイスのカランダッシュ社がボールペンを発売するそうです。カジュアルラインで人気の849シリーズの軸部分にカプセル容器を再利用したものを使うようです。
私が愛用しているボールペンはカランダッシュのエクリドールダミエです。美しいですよね!
「ダミエ」というのはフランス語でチェス盤という意味だそうです。
それらしい模様ですよね。
これはカランダッシュ社が2015年に創業100周年を迎えるに当たり前年の2014年に限定販売したものです。
カランダッシュのボールペンが欲しいと思っていた私が、なぜ「ダミエ」にしたかというと「チェスって知的な感じがする」からです。知的さが微塵もない私は、少しは知的さを兼ね備えたいなという思いで購入しました。
ただ、文房具に興味がない方は「カランダッシュって何?」っていう感じですよね。
CARAN d’ACHE(カランダッシュ)とは
CARAN d’ACHE(カランダッシュ)の歴史
カランダッシュの歴史は、1915年にジュネーブにて設立された鉛筆工場に始まります。1924年にアーノルド・シュバイツァーは社名をカランダッシュに改め再出発させました。それから80年以上にわたり、カランダッシュは、スイスの伝統的製造技術に根ざした完璧さへのこだわりと情熱によって、高級筆記具、画材、アクセサリー、革製品の数々を作り続けてきました。カランダッシュは、世界中で認められているスイスの技術力、精密さ、信頼性、そしてイノベーションの象徴で、スイス国内唯一の画材・高級筆記具メーカーです。
全ての製品は、ジュネーブの工場にて熟練の職人によって生産され、カランダッシュ製品の証として「Swiss Made」の彫刻が施されます。ハイテクノロジーと熟練されたクラフトマンシップを融合させた商品は、厳しい品質基準のもと、入念に検品され、合格したもののみを出荷しています。
CARAN d’ACHE(カランダッシュ)ボールペンの好きなところ
- 懐かしさを覚える鉛筆のような六角形の軸
- ノック時の静かな音と感触
- ゴリアット芯の書き心地と筆記距離
- ちょっぴり優越感に浸れる「Swiss Made」
- 魅力ある限定品、コラボ商品が多い
こんなところでしょうか。
しばらく使って、そこそこ短くなった鉛筆のような形に懐かしさを覚えるのは私だけではないはずです。
そして、商談時や会議の時に邪魔をしないノック音。
筆記距離は驚異の「8km」です。そうそう芯の交換をしなくてもいいです。ジェットストリームの0.5mmの芯の筆記距離は800m程ですので実に10倍です。お値段も10倍ですが。
私はジェットストリームは滑らかすぎて、上手く使いこなせないです。ゴリアット芯は十分滑らかなのですが、ジェットストリームに比べると適度に抵抗を感じます。これが私にはちょうどいい滑らかさです。
特に今回ネスレとコラボした「849」はコラボが多いです。あの世界的デザイナーのポール・スミス氏とのコラボが少し前に話題になっていました。
Paul Smith and Caran d'Ache ボールペン|Paul Smith(ポール・スミス)通販サイト
CARAN d’ACHE(カランダッシュ)849✕ネスプレッソ(ネスレ)
まだ、あまり情報がでていないので私がいつも楽しく拝読させていただいている「每日、文房具。」さんの記事より引用させていただきます。
なんとこの849、ボディに「Made with recycled Nespresso Capsules」と刻印されているとおり、ネスプレッソのカプセルをリサイクルして作られています。
「ネスプレッソ」が主宰するネスプレッソのリサイクルプロジェクト「セカンドライフプロジェクト」のパートナーとして「カランダッシュ」が選ばれ実現したこの一本。
セカンドライフプロジェクトは毎年異なるカプセルカラーを採用しており、今回はメタリックスチールブルーの「ダルカン」が選ばれました。スイスコラボから生まれたセカンドライフの849「849 カランダッシュ + ネスプレッソ」 - 毎日、文房具。 | 〜No stationery,No life.〜
マットな感じの色なのでビジネスシーンでも違和感なく使用出来そうですね。
そして、パッケージの箱にもこだわりを感じられます。
パッケージについても環境に配慮された100%リサイクル可能なボール紙を原料とし、内箱は接着剤を使用せずに組み立てることができる特別な構造になっています。
販売開始時期は
「849 カランダッシュ + ネスプレッソ」は2018年5月30日(水)からカランダッシュ 銀座ブティックにて先行販売され、6月中旬からカランダッシュ取扱店で順次発売予定です。
まとめ
コーヒーが好き。ネスプレッソが好き。
そんな人で、ちょっといいボールペンを使ってみたい。人が使っていないボールペンを使ってみたい。環境に配慮したものを使ってみたい。
そんな条件が2つ以上揃ったら、買いじゃないでしょうか。
私は、ボールペンも万年筆も普段使いこなせない数になりつつあります。
だけど、欲しいな~!欲しいな~!
最後まで、読んで下さりありがとうございました。