30代の半ばを過ぎたあたりから、物覚えが悪くなったなと感じることが増えてきました。最初に感じたのが、人の名前が思い出せないということです。
顔はわかるんだけど、この人の名前なんだったっけ?
そんなのが年々増えてきています。
年齢が上がるにつれてある程度の記憶力の低下は仕方がないとしても認知症にはなりたくないなと思います。今から認知症予防を出来るならしたいと思います。
認知症にも2種類あります。一つは脳内の出血や脳梗塞など脳内の血管異常によって引き起こされるもの。残念ながらこれに有効な手立ては現在無いようです。
そして、もう一つは脳に溜まったアミロイドβというタンパク質が原因で引き起こされる「アルツハイマー病」です。
それが、私が大好きなコーヒーと蜂蜜で出来るならこんな素敵なことはないです。
コーヒーと蜂蜜は認知症に関して、何かしら影響を及ぼすのでしょうか。
コーヒーに含まれる成分で、認知症の予防に期待出来るものとしてよく取り上げられるのは「トリゴネリン」という成分です。
しかし、トリゴネリンは焙煎する過程で消失されてしまいます。深煎りの焙煎豆ではほとんど残らないと言われています。最近では、コーヒーを液体抽出した後にトリゴネリンを後から添加したものも販売されているようです。
ただ、直接的に「認知症」に働きかけなくてもニコチン酸がコレステロール値を下げて動脈硬化の予防をしてくれるので脳の血管異常の予防に繋がると思います。
一方、蜂蜜で最近特に注目されているのは「アセチルコリン」という神経伝達物質です。アセチルコリンは認知症予防のほか、抗うつ効果も期待できるのではと注目されています。
そして、蜂蜜ではありませんがプロポリスも認知症の予防に期待出来ると言われています。
プロポリスとは
プロポリスはミツバチが新芽やヤニ(樹脂)や樹液。そして花粉やミツロウ、ミツバチの唾液などが混ざり合って出来たものです。
ミツバチは巣の入口や隙間に、このプロポリスを塗りつけます。外勤蜂が蜜を集めるために外を飛び回ると様々な菌に触れます。それを巣の中に持ち込まないように巣の入口でプロポリスが取り除いてくれます。
このことからも、プロポリスが抗菌作用に優れていることがわかりますね。
そういうことでプロポリスは、抗菌作用や抗ウイルス作用に優れたものだと思っていたのですが認知症予防にもいいようです。
プロポリスがなぜ認知症に有効か
近年、アルツハイマー病になるリスク要因として歯周病が深く関わっているということは言われています。
歯と脳は密接な関係で、歯周病になると歯茎には菌がたまり炎症物質が作られます。それらが血管を通ってたどり着いた先で炎症を引き起こします。
心臓にたどり着いたら心筋梗塞や狭心症。脳にたどり着いたら認知症のリスクを高めます。
プロポリスを摂ることで3種類の細胞からの炎症物質を抑えられることがわかったそうです。
3種の炎症を抑えるブラジル産プロポリスエキス
歯周組織のマクロファージ、脳を覆う髄膜細胞、脳内のミクログリア3種類の細胞を使って歯周病菌の内毒素によって起こる炎症にブラジル産グリーンプロポリスエキスがどのように作用するかの実験が行われたそうです。
その結果、この3種類の細胞の炎症物質が抑えられたそうです。
つまりプロポリスは、歯周病と脳炎症を抑えることでアルツハイマー病を含めた認知症の予防に役立つと考えられることが明らかになったのです。
もっと詳しく知りたい方は、山田養蜂場さんのHPをご覧ください。
まとめ
認知症に関しては、間違いなく「なってから」では遅いです。将来、認知症に有効な薬も出来るかもしれないですが、まずはならないように予防策があるのであればしたいですね。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。