先日の「カフェレスジャパン2018」に出展していたカフェ「ROSTRO」さん。ブースのハイセンンスな感じに惹かれて、会場に入って一番最初に訪れました。
10年ほど前から、コーヒー豆の焙煎・卸売やコーヒーマシンの輸入販売を行っているそうです。そして、アンテナショップ的な位置づけで1年ほど前に東京の代々木公園近くにカフェをオープンされたそうです。
カフェレスジャパンでは、どこも凝ったブースが多かったのですが、このロストロさんのブースは特に私の琴線に触れました。
まだ、お店には行けていないのですがこんな素敵な手挽きミルに囲まれながら飲むコーヒーは格別だろうなと思います。きっと、お店に置いてあると思うのですが。
特に、このオーダーメイドのドリップスタンドが欲しいと思ったのですが30万円以上したとのことで諦めました(笑)
このドリップスタンドのことをお聞きしても、笑顔ですごく丁寧に教えていただけました。
CAFE ROSTRO(カフェ ロストロ)
裏原宿カルチャーの一角を担ってきたクリエイター集団M&Mが手掛けた店内は、カウンターに備えられた手引きのミルグラインダーにナカヤマのカップ&ソーサーと、どこか古さと新しさを感じさせる空間。メニューはサイフォンやネルドリップで抽出されるコーヒーの他、ベーグルやサンドウィッチなどの軽食を提供。テラス席やテイクアウトでは注文できないものがいただける。他にも、ベーグルやサンドイッチなどのセットメニューやアルコール類も充実している。
店内で飲むのももちろん、テイクアウトして宇田川緑道を散歩ながら味わうのも奥渋エリアならではの楽しみ方。
カフェロストロの場所
住所
東京都渋谷区富ヶ谷1-14-20サウスピア10B
電話番号
03-5452-1450
営業時間 8:00~21:00
定休日 不定休
アクセス
東京メトロ千代田線代々木公園、小田急線代々木八幡駅 徒歩5分
焙煎機
ギーセン・半熱風式・6kg釜/ディードリッヒ・半熱風式・12kg釜
その他
テイクアウト, カフェ併設, 早朝営業, 19:00以降営業, フードも充実
カフェロストロのコーヒーメニュー
コーヒー豆の挽き売り
コーヒー豆の挽き売りはシングルオリジンも、もちろんあるそうですがオリジナルブレンドは10種類程販売されているようです。(正確な数、忘れてしまいました)
焙煎度の浅いものから深いものまで段階を明確に分けています。
そして、このカフェレスジャパンのブースではそれぞれ試飲することが出来ました。一番浅いもの、中間のもの、一番深いものと3種類試飲させていただきました。
私が特に印象に残ったものは、一番深煎りのものです。もちろん、苦味はしっかりとあったのですがそれが嫌味がない苦さで甘みもしっかりと感じられ、かなり焙煎度が深い割に雑味がなくすっきりしていました。
カップ販売のコーヒー
そして、カップのコーヒーには何とメニューがないそうです。その都度、お客様の好みなどを聞いてその時にいるバリスタが、そのお客様にピッタリだと思うコーヒー豆を選んでコーヒー豆の挽き目や、抽出の仕方に工夫を凝らして提供されるとのこと。
その時にいるバリスタが違えば、同じように好みなどを伝えても当然提供されるコーヒーは全く別物になります。
普通のカフェや喫茶店では、いかに味のブレをなくしていつでも同じ味のコーヒーを提供することを目指しますが真逆ですね。
まとめ
もちろん”再現性”の高いコーヒーを提供すること、出来ることは大切なスキルですし非常に難しいことです。
私も家でかなりコーヒーの抽出はしている方かと思いますが、同じコーヒー豆を使用し同じミルの挽き目で同じコーヒー豆の使用量。同じ湯の温度と湯の使用量で抽出してもブレまくります(笑)
だから、いつ行っても同じ味のコーヒーが飲めるお店ではその安心感と、そのスキルにただただ凄いなと感じます。
けど、カフェロストロさんのように再現性を求めるのではなくお客さんにヒアリングして抽出するバリスタが、そのお客様にその時一番いいと思えるコーヒーを提供するって素敵だと思いませんか!
私は胸がトキメキました。
ブースにいらした方に、そんなお話しをお聞きしてから質問しました。
「それって、提供する側のバリスタもめちゃくちゃ楽しくないですか?」と。
満面の笑みで「楽しいです!」と力強く答えられていました。
行きずりの情事はダメですが「行きずりの一杯」。一期一会のコーヒー。飲んでみたいなと思いました。
カフェレスジャパンは3日間開催していて、私は最終日に訪れました。皆さん、かなり疲れているはずですが表情がイキイキしていて楽しそうだったのも印象的でした。
近くに行ったら訪れてみたいです。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。