コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【モリワクカフェでジビエ料理入門】”都市で楽しむジビエ料理入門” イベントに参加してきました

昨年の「山の日」8月11日に名古屋の伏見にオープンし、間もなくオープン1周年を迎える「 moriwaku cafe」(モリワクカフェ)

 

オープンした時は一番乗りでお店に入りました。その時の記事はこちらです。

 

www.coffee83.net

 

最近は、色んな企画イベント盛りだくさんで注目しています。

 

近いところでは燻製イベントや1周年に関連したイベントが予定されているようです。ご興味ある方はこちらのFacebookページをフォローしていただけると、イベント情報を見ることができます。

 

今回「都市で楽しむジビエ料理入門」というのが開催されたので参加しました。東京の方のカフェでジビエ料理を提供する店舗に行ったことがありますが、名古屋あたりではなかなか見ることがないです。

 

こういったイベントをきっかけに、ジビエ料理が提供される店舗が増えればと願っています。

 

moriwaku cafe  「都市で楽しむジビエ料理入門」

森の恵みのジビエを都市で体験できるイベントです!
ジビエが好きな人も、ジビエを食べたことがない人も
普段は味わえない料理と中々聞けない猟師のお話が楽しめます

 

プログラム
17:45~受付
18:00~イベントスタート
18:10~「猟師が語るジビエの魅力!」
実際の猟師の方が、ジビエの魅力や里山での暮らしについて語ってくれます
18:40~「味わおうジビエ料理!」
百聞は一見に如かずという事で実際にジビエ料理を食べてみましょう
お品書き
・鹿肉のロースト
・鹿肉入りソーセージ
・燻製鹿肉ジャーキー&ナッツ

moriwaku Barドリンク
・ヒノキハイボール
・ビール
・ワイン
・ノンアルジュース等

ゲスト
岐阜県郡上市 里山保全組織「猪鹿庁」
http://inoshika.jp/

日時
7月20日(金)18:00~19:30
場所
moriwaku café (名古屋市愛知県名古屋市中区錦2丁目9-20)席数:68席
受付
(参加フォームURL後程発行します)
参加費
2500円

都市で楽しむジビエ料理入門

岐阜県郡上市の里山保全組織「猪鹿庁」の代表の安田様からジビエの魅力などについてお話しをお聞きし、その後にジビエ料理をいただくという素敵なイベントです。

 

安田さんが実際に鞣した毛皮です。

 

イノシシ

 

お腹の中にいた子鹿

 

 

テン

 

おもちゃの銃に罠など

 

安田さんの前職はシステム開発やWEBデザインなどの仕事をされていたそうです。猟師になっても、その仕事も活かして働かれているそうです。

 

ジビエとは

フランス語で「狩猟で得た野生鳥獣肉」のことを言うそうです。

 

家畜肉と違い、安定的に供給することは出来ません。中世ヨーロッパではその希少性から高級食材だったため「貴族が食べる物」という認識がされていたそうです。

 

日本では、表向きは肉食は禁じられていましたが様々な言い訳をしてまで食べていたそうです。

 

長野の諏訪大社では今でも「鹿食免」(かじきめん)と呼ばれる、鹿肉を食べても良いという免罪符があるそうです。

 

「薬食い」といって「冬場の保温のために」薬として食べているとか、隠語を使って肉じゃないように装ってもいたようです。

 

馬肉は「さくら」、鹿肉は「山鯨」、猪肉は「ボタン」と今も呼ばれていますよね。

 

料理

鹿肉のロースト

上側に並んでいるのがモモ肉。下側に並んでいるのが背ロースです。安田さんは、もっと薄くスライスして欲しかったと仰られていました。

 

柔らかさと、臭みが全く感じられないことに驚きました。安田さん云わく、鹿肉は臭くないそうです。臭いのは、猟師が肉の処理をする時にいいかげんにやったりすることで臭いが付くとのことです。

 

鹿肉自体は、元々臭くないということです。

 

燻製鹿肉ジャーキー&ナッツ

これは、アルコールに合います。ナッツも燻製してあるのですがモリワクカフェでされたそうです。そんな燻製用のチップも販売していました。

 

こちらは杉の燻製用のチップです。

 

そして、私が選んだドリンクは「ヒノキハイボール」です。入っているヒノキは1回しか使わないので持ち帰ってもいいそうです。そう聞いて持ち帰ろうと思ったのですが、酔っ払ってすっかり忘れてしまいました。

 

このハイボール、ヒノキが入っているだけなのかなと思ったらウイスキーを蒸留する時にヒノキの何かを入れているそうです。すぐに酔いが回ってきて、よく聞き取れませんでした^^;

 

鹿肉入りソーセージ

鹿肉のソーセージでなく「鹿肉入り」ソーセージです。鹿肉だけですと脂身がほとんどないのでパサパサになります。

 

このソーセージは豚肉が60%の鹿肉が40%だそうです。

これ、スパイスの使い方とかすごく私好みでした。

 

程よく酔いが回った人も多く、安田さんを囲んで皆さん色々質問されていました。参加者の中にはピアスは鹿の骨で作ったもの。カバンも鹿革。ネットでジビエをよく購入しているという女性もいらっしゃいました。

 

まとめ

安田さんのお話しの中には狩猟が抱える問題点など、多角的なお話しがありました。

 

そして、都会と田舎をつなぐ役割をモリワクカフェが担っているというのは改めて凄いことだよなと感心しました。

 

もちろん、現地に行くことが出来ればいいのですが中々忙しい人達には難しいです。それを近いところで、こうして繋がることが出来るイベントを様々に展開してくれているので自然や田舎に感心が高い人にって貴重なカフェだと思います。

 

これからも、モリワクカフェはさらに盛り上がっていくと思います。

 

最後まで、読んで下さりありがとうございました。