コーヒーの楽しみ方って、もちろん人それぞれだと思います。
平日は午前中に1杯コーヒーを飲んで、昼食後にも飲むことが多いです。夕方くらいに飲んで」、夕食後には飲んだり飲まなかったり。
寝る前にブログを書きながら飲むこともあります。一日に4杯くらい飲む日が私は多いです。
休日だったら、ちょっと気になっていた喫茶店やカフェに行ったり、行きつけの喫茶店に通われている人も多いのではないでしょうか。
友人との待ち合わせをカフェでというのもいいですよね。
少し前になりますが、メリタさんが「コーヒーエンジョイメント vol.2」という広報誌(A3二つ折り)を出されました。
こんなの出されてるんだとネットで調べても出てきません。この広報誌の編集後記を読むと、どうもロースター向けに発刊されたようなので一般にはあまり出回っていないのだと思います。
この中の特集が「朝・昼・夜 コーヒーの楽しみ方24時間」というものでした。
どんな内容なのか、ご紹介したいと思います。
朝・昼・夜 コーヒーの楽しみ方24時間
もちろんタイトル通り、「朝」「昼」「夜」に分けてどんなふうにコーヒーを楽しんでいる人が多いのか。こんな楽しみ方もあるよよいうことが書かれています。
そこに、メリタさんが調べたアンケート結果を入れてあります。どこのどんな人から取ったアンケート結果なのかよくわかりませんが。
家庭でコーヒーを飲む時間帯
但し、コーヒーメーカーで作るコーヒー限定です。
朝 98.3%
昼 37.9%
夜 43.7%
という結果です。
朝
メリタさんが独自に行なった調査では、朝は「朝食時」が44.2%。「起床時」や「朝食後」を加えると98.3%だそうです。
そして、もちろん朝食時にコーヒーと一緒に味わうものというとパンです。
ドイツではプレッツェルなどの小型パンにコーヒー。フランスではクロワッサンにカフェオレというイメージが一般的ですが、縦に切ったバゲットにバターやジャム・蜂蜜をつけていただくスタイルも一般的とのことです。
日本では「トースト」が一般的ですね。美味しく焼くポイントとして「水分」があります。焼く前に霧吹きをかけてトースターにかけるとふっくらします。
また、魚焼き用のグリルを使えば強火で一気に焼き上げるので水分が飛ばずにふっくら仕上がるとの紹介もありました。
昼(休日の午後)
平日は仕事をされている方が多いので「休日の午後」の贅沢として、朝とは対照的に「ハンドドリップ」で抽出する人が多いそうです。
約45%の人がペーパー使用のハンドドリップで淹れるという調査結果が載っていました。
ハンドドリップで淹れる人が、こんなにいるのかとちょっと驚きましたがメリタさんの調査結果では、そのようです。
そしてコーヒーメーカーが約30%。個包装の1杯型が約25%となっていました。
夜
ここでは予想通り「デカフェ」の提案となっていました。
デカフェと一緒にチョコレートを楽しんでみては・・・という内容です。カカオに含まれているテオブロミンという成分にはリラックス効果があるのでヨーロッパではベッドサイドにチョコレートが置いてあることが多いそうです。
一日の締めくくりにデカフェとチョコレートが相応しいのではとのことです。
コーヒーを飲みたくなるシチュエーション
この1位は「食事または食事の後」です。そして第2位が「ゆったりとした時間を過ごしたい時」でした。但し書きで「コーヒーメーカーで淹れたコーヒー」という条件での調査となっています。
時間帯でいうと「夕方」とされていました。この時間帯に「利き酒」ならぬ「利き珈琲」パーティーをやってみてはという提案です。
様々な産地の豆を用意し、フレンチプレスで抽出するのを勧められていました。
ここで、希少性のある豆を用意したり、産地による違いを感じてもらうことでお客様により関心を寄せていただくきっかけになるのではという内容です。
まとめ
この直前の「お客様により関心を寄せていただく」という文面でも、わかるとおり完全にロースター向けの紙面ですね。
編集後記で「ロースターの方に興味を持っていただけることは何か」に悩んだと書かれていました。
ロースターの方。メリタさんを困らせないように、もっとコーヒーに興味を持ちましょう(笑)
私も先日のオリコーヒーさんでのイベンントではコーヒーとはちみつについて「時間」をキーワードとしてお話をさせていただきました。
切り口として「時間」は、やっぱり使いやすいです(笑)
メリタさんの独自に行なったアンケート結果が、どこのどんな人を対象に行なったのかが気になりました。
一つ一つ書かれている内容はA3の二つ折りで量も少ないので、目新しいものはなかったです。「利き珈琲」パーティーをのぞいては。
ただ、内容よりも今回でいうと「時間」というもので今あるものをどう体系づけるかというところに興味がいきます。
次のvol.3は、どんな切り口で書かれるのか楽しみです。
今回のvol.2も、なぜ私の手元にあったのか?ですが。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。