コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【”旬”をひと足早く楽しむ方法教えます】福島・会津若松のハニー松本養蜂舎さんの「柿」はちみつ ブルンジのコーヒーと合わせてみました

日本の良さの一つに四季がはっきりしているというのがあります。これは、はちみつにおいてもいいことだと思います。

 

四季がはっきりしていることで、時期に応じて様々な花が咲きその時期ならではの蜂蜜を楽しむことができますからね。

 

四季で私が一番好きなのは、やっぱり秋です。過ごしやすいのはもちろんですが、やっぱり食べ物が美味しいです。

 

栗きんとんや焼き芋。秋刀魚にぶどう。松茸など美味しいものがいっぱいですよね。

 

 

久しぶりに福島へ

先日、3ヶ月ぶりに福島県に行って来ました。郡山市内で食品問屋さんの展示会に出展したのですが、そこに来られたお客様とお話していると、なんと「松本養蜂総本場」さんの仲間だとのことでした。地元の活性などで協力されているようです。

 

松本養蜂総本場さんというと2006年に日本で初めて有機はちみつの生産に成功された凄い会社です。そして去る8月24日に福島県郡山市で開催された「福島県はちみつ品評会」で「有機はちみつ 栃の花」が「トチ部門」で「農林水産大臣賞」(最高賞)を受賞されました。

 

全部で113本のはちみつが「アカシア部門」「トチ部門」「その他」と3つに分けられ審査されたそうです。

祝!最高賞受賞!!

 

日本はちみつマイスター協会からも池田さんが審査員として審査されたそうです。福島県内から集まった精鋭たち「113本」もの、はちみつのテイスティングが行えるなんて、なんとも羨ましいですが、その疲労感は半端ないと思います。

 

その翌日は喜多方市、二本松市などお客様のところを周りました。そして休憩のために寄った「道の駅 安達」で、はちみつを見つけてしまいお持ち帰りすることにしました。

ハニー松本養蜂舎さんの「柿はちみつ」です。

 

会津若松市と書いてあったので、松本養蜂総本場さんと関わりがあるのかないのか気になりましたが、多分ないのかなと思います。会津若松は松本さんが多いのでしょうか。ちょっと気になります。

 

(福島県・会津若松)ハニー松本養蜂舎 柿はちみつで”旬”を一足早く楽しむ

早速、ハニー松本養蜂舎さんの「柿はちみつ」を楽しんでみます。

はちみつ (有)ハニー松本養蜂舎

 

勘のいい方ならおわかりかも知れませんが・・・

 

タイトルの「旬を一足早く楽しむ」というのは、はちみつで楽しみます

 

柿であれば、当然実がなるより早く花が咲くので、開花した時に採れたはちみつで実を食べる前に旬を楽しもうというものです。

 

柿のはちみつ、どんな感じなのでしょうか。

 

色は黄色が強めでキレイな色です。

 

スプーンですくうと、かなりサラッとした感じです。

 

香りは、しっかりとしたはちみつの香りがしますが特別個性的なことはないです。

口に含むと、柿のイメージから想像したのとはちょっと違うフローラルな雰囲気を感じます。それから徐々にしっかりとした甘みが強まり、さらに遅れて酸味も強まってきます。

 

柿っぽい雰囲気は、あまりないなと思いながらはちみつを飲み込むと、そこから一気に鼻に抜けるように柿らしい風味が湧き上がってきました。

 

しかりとした甘さの中に、程よい酸味も出てきて最後に飲み込んでから感じる柿の風味に少し熟れを感じます。女性に例えるなら倉科カナさんがピッタリかな。

 

ハニー松本養蜂舎さんの柿はちみつを食べながら、倉科カナさんに少しグジュッとした柿をむいてもらい、膝枕でア~ンと食べさせてもらえたら・・・竹野内豊さんが羨ましいです(笑)

 

倉科カナさんとの初秋のデートを楽しんだ後は、コーヒーに合わせてみたいと思います。

 

柿はちみつ×ブルンジのコーヒー

この「柿はちみつ」に合わせてみたのはブルンジのコーヒーです。いただきものですが、コーヒーに関しての詳細はわからないとのこと。

 

飲むとフルーティーさはしっかりと感じられるのですが、少し濁った感じが・・・

 

この感じ精選方法はナチュラルだと思います。多分。以前、ブルンジの精選方法違いでカッピングをした時のナチュラルの雰囲気にかなり近いです。

 

www.coffee83.net

 

と、飲んでから豆ヅラを見るとセンターカットの色といいやっぱりナチュラルのようです。

 

いつものようにブルンジのコーヒーを飲んでから、柿はちみつを食べてみます。すると、心なしか最後に感じる柿らしい風味がよりしっかりと感じられます。

そして、ブルンジのコーヒーを再び飲むとウォッシュドのコーヒーに変わったかのようにカップがキレイに感じられます。

 

ぼやっとしていた酸の質感が、凄くキレイに感じられます。

 

なかなかいい組み合わせだったと思います。これが、元々ウォッシュドのブルンジだったら、どんな風になったのか気になります。

 

番外編

ここまでは”食べて”旬を楽しみましたが”見て”も楽しんでみます。

 

久しぶりにガラスペンでパイロッットの色彩雫「冬柿」と岐阜県・大垣市にある川崎文具店さんのオリジナルインク「大柿セピア」を比べてみました。

 

色を見比べるだけで季節のうつろいを感じられませんか。

 

まとめ

今回は「柿」でしたが、秋を先取りするなら「栗」はちみつもいいですよね。

 

柿はちみつはブルガリアヨーグルトに、よく合いそうです。他にはきのこをたっぷり入れたステーキソースにいれるのも良さそうな雰囲気です。

 

美味しい柿が手に入ったら、ザク切りにしてブルガリアヨーグルトに入れて、そこにこの「柿はちみつ」をかけるのも良さそうです。

 

はちみつに限らず、食べ物や飲み物で四季を楽しみたいですね。

 

最後まで、読んで下さりありがとうございました。