はちみつの講座をする中で「栗はちみつ」を使ったことがないなと思い、明日の講座では「栗はちみつ」を使ってみたいなと思います。
明日は名古屋・国際センター駅近くのスペシャルティコーヒーとオリジナルノート作りが楽しめるカフェ「ノーディテールイズスモール」さんで「次の一杯のコーヒーを美味しく淹れるハンドドリップとコーヒー&はちみつのフードペアリング体験」という長ったらしい名前の講座を開催させて頂きます。
いつもコーヒーとはちみつのペアリング講座をする時、それだけでは固形物がないのでちょっと寂しさを感じることがあります。
その”固形物”に「栗はちみつ」を使ってみたいなと思います。
手持ちの「栗はちみつ」は、栗の風味が今ひとつで非常に食べやすいです。
せっかくなら、もっとしっかり栗らしい風味とビターな風味が欲しいなと思っていました。
そして、ヒカリエのラベイユさんではちみつマイスターのお友達が働いているので遊びに行ったついでに買って来ました。
買うまでに、気になるものがたくさんあり散々テイスティングをさせて頂きました。
ラベイユ 渋谷ヒカリエ店
ラベイユ渋谷ヒカリエ店限定の「渋谷のはちみつ」も販売されていましたよ。商品のディスプレイも流石のラベイユさんといった感じで洗練されています。
こんな素敵なギフトセットを頂いたら・・・嬉し涙がちょちょぎれますね!
ラベイユの栗はちみつ
店頭でテイスティングさせて頂いた栗はちみつはイタリア産とフランス産のものでした。
先にテイスティングしたのは、イタリア産のものです。
食べてみると、栗らしさがしっかりと楽しめます。全体の風味しかり、じわじわと攻めてくるビターな感じといい文句なしじゃないでしょうか。
すると、こちらもありまあすよとフランス産の栗はちみつもテイスティングさせて頂きました。
イタリア産がかなり良かったので、もう購入するつもりでしたがせっかくなので食べてみると、イタリア産より風味がさらに強く、後半に感じる苦味が相当強いです。
どちらにするか、相当迷いました。甲乙つけがたいです。インパクトの強さではフランス産です。
しかし、はちみつ初心者の方が中心の講座での使用となることでイタリア産を購入しました。
ただ、このイタリア産も相当クセはありますよ!
初心者でも、栗らしい風味を理解し楽しめるギリギリのところかなと思います。
ロッカモンフィーナというところで採れたものです。養蜂家はカルミネ・アルヴィノ氏です。
カルミネ・アルヴィノ氏
カルミネさんの養蜂場は1986年にナポリの近く、緩やかな丘が広がる豊かな田園の中にあります。イタリアには未だに守られた自然環境、穏やかな気候、農耕においてのとても長い伝統があり、その環境の恵みを大切にすることが養蜂家としての役割だとカルミネ氏は言います。現在はイタリアの自然を守りながら北から南まで、その土地その土地で一番美味しいはちみつを採取しています。
色目も、濃褐色の栗はちみつらしい色です。
まとめ
このラベイユさんのイタリア産栗はちみつは、強烈過ぎない程度に”栗はちみつ”らしさをしっかりと楽しめます。
使い方によっては、色んな料理のアクセント的な使い方が出来るのではと思います。
そんなイタリア産栗はちみつを女性に例えるなら・・・料理研究家の栗原はるみさんでしょうか。ただの”栗”つながりじゃないか!と思ったアナタ。その通りかもしれません。
栗原はるみさんが、この栗はちみつを使って料理を作ってくれて「あなた~、出来たわよ!!」と呼んでもらう。
そして頂くお料理。絶対、美味いに決まっています。
そんな栗原はるみさんとの妄想デートをさせてくれるラベイユさんのイタリア産栗はちみつ、オススメです。
明日のブログで、どんなふうに使ったかご紹介したいと思います。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。