はちみつが好きな人だったら、はちみつを見ると当然ぐっとテンションが上がると思います。
はちみつの色をみるだけでも楽しいですよね。透き通った色の薄いものを見ると、口当たりが優しく上品な味わいかな。
かなり色濃く、透明度も低いものは食べにくいかな。
そんなことを想像して実際に食べてみて「あ~、思い通りだった」。
「思っていた雰囲気と全然違った~」。
どちらにしても楽しいです。毎日、いろんなはちみつを食べているとはちみつを好きになった頃よりだいぶ味のイメージの精度も上がってきているなと感じます。
ただ、より楽しいのは「思っていたのと全然違った!」「うわっ!裏切られた!」と自分の想像していたものと全然違ったという方がより楽しいです。
特に私はギャップに弱いので「ギャップ萌え」するはちみつは堪りません。
そんなことで、はちみつの「見た目」というのは重要だと思います。
はちみつ好きな誰が見ても、はっきりと他のはちみつと違いがわかり気分が上がるのは巣蜜(コムハニー)じゃないでしょうか。
色んな巣蜜を今まで食べてきましたが、義母から今回初めてニホンミツバチの巣蜜をいただきました。
宮崎県の椎葉村の知人から購入したものだそうです。毎年、はちみつを購入していて昨年も椎葉村のニホンミツバチのはちみつをいただきました。
宮崎県・椎葉村のニホンミツバチの巣蜜
知人から買ったということでフードパックに入ったものです。
巣蜜のハニカム構造を見るとぐっと気分が上がりますが、今回のニホンミツバチの巣蜜はかなり色が濃いです。
早速、食べてみたいと思います。
見た目の色から想像出来ないくらい食べやすいです。
フローラルな感じはあまりないのですが、甘さはしっかりありながら強すぎず。
酸味は柑橘系のフルーティーな酸味を感じます。
そう言えば、昨年いただいた同じ椎葉村のニホンミツバチのはちみつもフルーティーな味わいが特徴的でした。
紅茶に入れて飲んでみたくなる感じです。
入れるならアッサムかディンブラによく合いそうな感じがします。
巣蜜(コムハニー)の栄養
はちみつには豊富な栄養成分が含まれていますが、巣蜜はどうなんでしょう。
普通のハチミツは巣からハチミツだけを搾り取ったものですが、コムハニーの特徴はハチミツを巣ごと食べるところにあり、ハチの巣の壁にはたっぷり付着したローヤルゼリーやプロポリスや花粉の成分のビタミン、ミネラル、カルシウムなどがそのまま残っているので普通のハチミツより栄養価が高いのです。
巣蜜(コムハニー)の食べ方
普通のはちみつと同じような食べ方のイメージで大丈夫です。
そのまま食べるのも良し。トーストにのせたり、ヨーグルトに入れてももちろん大丈夫です。
食べ終える時、ミツロウが口に残ります。食べてもいいですが、結構飲み込みにくいと思います。
私は気まぐれで飲み込んだり、吐き出したりします。
ミツロウを食べることによって体に悪いことはないと言われています。
食べることで整腸作用に役立つとも聞きます。
まとめ
はちみつだけでなく食べ物や飲み物にとって、食べたり飲んだりする前の「見た目」は非常に大切だと思います。
食べ物を五感で楽しみたいですね。
最近のインスタグラムブームで見た目を大切にしたメニューが増えることは喜ばしいと思いますが、ちょっと行き過ぎているものも多いなと思います。
インパクトを与えて話題性をさらうためにはいいと思うのですが。
今回のニホンミツバチの巣蜜は、その形状を見て気分が上がりました。色を見て少し気分が下がりました。食べてみて、その色から想像した味わいのギャップに萌えました。
まず見て(視覚)、香りを嗅いで(嗅覚)、食べて(味覚)食べ物や飲み物を楽しみたいですね。
鉄板にのったステーキなどは、ジュウジュウと焼ける音を聞いて(聴覚)。海老の踊りなんかは触って(触覚)楽しむことも出来ますね。
そして、巣蜜を食べるとちょと贅沢したような幸せな気分にもさせてくれます。