コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【コーヒー第4の波(フォースウェーブ)について想う】茨城・サザコーヒーの新しいコーヒー文化の取り組み

サードウェーブが一段落し、私の周りでも次に来るフォースウェーブはどんなものなのか?と持論を展開する人たちが増えています。

 

みなさん好き勝手言っているわけですが、楽しそうに話しているのを聞くのは気分は悪くないので耳を傾けます。

 

時代の”波”に取り残されないようにとは思うのですが、ブームにがっつりのっかるというのもあまり好きではないので、少し引き気味に見守っていきたいと思います。

 

私は第4の波が来ようが、第5の波が来ようが自分が美味しいと思えるコーヒーと、一緒に楽しめる美味しい食べ物があればそれでいいです。

 

となると、やっぱりコーヒーのフードペアリングに一番関心があります。

 

だからこそ「フードペアリング」というものがブームになって欲しくはないと思います。一時、どかんと盛り上がってその後ブームが去るのは寂しいですからね。

 

先日、茨城県のサザコーヒーの鈴木太郎副社長の”第4の波”に関するインタビュー記事があったのでご紹介します。

 

 

コーヒー第4の波 「活躍できる道は軽食に」創意工夫へ意欲 サザコーヒー鈴木太郎副社長

f:id:akatra164:20181223011821j:plain

サザコーヒーは“コーヒーの第4の波”に対応すべく産地との信頼関係を維持して良質なコーヒー豆を取り揃えるとともに、アルコールやフードなどを組み合わせた新しいコーヒー文化の発信に取り組んでいる

取材に応じた鈴木太郎副社は「新しい波が間違いなく来ている。情報を共有することで世界一のコーヒーが誰でも飲める時代がやってくる。そうした中で、文化やおいしさに振り切った創意工夫がないと淘汰されてしまう」と語る。

情報の共有はAIを活用したコーヒーシステムによって可能となる。焙煎職人やバリスタの焙煎・抽出技術をデータ化しマシンで再現していくステージへと突入しつつあるという。


システム導入によってカフェや喫茶店で多くの人手が不要となる場合、「従業員が活躍できる道は軽食などにあると思っている」。

パンはコーヒーとの相性がよいほか、「コーヒー豆は、焙煎後数日間は鮮度が保てて移動性があるため他エリアからの侵入を受けやすいが、焼きたてパンは遠くに輸送できないため地域に根付いてやっていく必要がある」とみている。

コーヒー第4の波 「活躍できる道は軽食に」創意工夫へ意欲 サザコーヒー鈴木太郎副社長(食品新聞) - Yahoo!ニュース

今、多くの店舗で抱えている”人手不足”の問題。コーヒーを提供する喫茶店やカフェのそういった事情も有りAIを活用したり人気バリスタの焙煎や抽出技術をデータ化し、いつでもそれを再現出来るという焙煎機や抽出機も実際出てきています。

 

そういった技術を使えば、いつでもある程度安定した美味しいコーヒーを飲むことが出来るでしょうから、私が望む「美味しいと思えるコーヒーを飲んでいきたい」というのは確かに叶えられると思います。

 

家で自分でドリップするのはいいのですが、喫茶店やカフェで美味しいコーヒーを飲みたいと思い訪れて、確かに出てきたコーヒーは美味しいのだけれど「しっかりプログラムされボタン1つで焙煎し、こちらもボタン1つでドリップマシンで抽出しました」という背景を知ってしまったら、なんだかな~と思ってしまいます。

 

天の邪鬼なのかもしれませんが、なんだか無機質過ぎて・・・・・・

 

コーヒーとパン

f:id:akatra164:20181223013518j:plain

パンの冷凍技術も進化して、品質の良い冷凍生地もありますがそこはやっぱり地元で頑張っている、地元で愛されているパン屋さんのパンと美味しいコーヒーを飲むことが出来たら、やっぱり幸せです!

 

地元のパン屋さんのパンとコーヒーのフードペアリング。今後、テーマとしてはやってみたい領域です。

 

まとめ

今回、ご紹介した記事の続きです。

アルコールとの組み合わせについては「おしゃれな常磐線文化の発信を考えている。常磐線は乗車時間が長いことから通勤客の間では“カップ酒とイカの文化”が根付いており、これに代わる洗練されたものとしてコーヒーとアルコールの提案があると思う」

先程のパンもそうですが、地元の文化と融合した形でコーヒーを楽しんでいけるのはいいですよね!

 

”カップ酒とイカ”風情があっていいですね。

 

ちょっとこの記事を読んで”無機質な美味しさ”を自分は望んでいないのかということを再認識しました。

 

最後まで、読んで下さりありがとうございました。