今年も、美味しいコーヒーをたくさん飲み、美味しいはちみつをたくさん食べることが出来たので総じていい一年だったかなと思います。
ただ、美味しいなと思ったものがブログで全部は中々紹介しきれていないということが悔やまれます。
そんな、はちみつを今日はご紹介したいと思います。
Honey Honey Honey. 瀬戸内レモンとみかんのはちみつ
第1回ハニー・オブ・ザ・イヤーの最終5本に残った名品
このはちみつの大きなポイントは、一般的なみかんやレモンはちみつよりさらりとした爽やかな柑橘の香り。そしてふくよかなみかんの甘さとさっぱりとしたレモンの味わい。
通常、柑橘系のはちみつには皮の部分のオイリーさや苦み(マーマレードの苦み)がつきものです。けれど「瀬戸内レモンとみかんのはちみつ」にはこれがありません。
あえてこの味を表現するとモーツアルトの交響曲のような美しいハーモニーといった感じです。軽やかでありながら重厚感のあるみかんとレモンの味わいがするはちみつです。
この「瀬戸内レモンとみかんのはちみつ」は豊田郡大崎上島町で採れたはちみつです。
豊田郡大崎上島町
国産レモンの作付面積第1位は広島県の呉市豊町・豊浜町,尾道市瀬戸田町,豊田郡大崎上島町が中心産地となっています。
その中でも国内の大手ジャムメーカーのレモンミカン、ブルーベリーの産地としてなくてはならない島が豊田郡大崎上島町。面積は43.24km2、フェリーだけが本土との交通手段というまさに離島です。
温暖で雨が少なく、風も穏やか。そのためレモンやミカンが傷つきにくく、病気にもかかりにくい最良の土地で、酸っぱさの中にも甘さが引き立つこの島のレモンとみかんは、大崎上島の名産となっています。
気候にも恵まれ、交通手段がフェリーしかないという離島。
なんだか、これを聞いただけでも気になりますよね!
”瀬戸内レモンとみかんのはちみつ”をテイスティング
レモンとみかんのはちみつというと、クインビーガーデンのイタリア産シトラスはちみつあたりとの比較になるかなと思います。
ビンの口に飾られているピンクの紐もカワイイですね!
はちみつの色は、れんげはちみつと同じような色目です。多くの日本人がはちみつをイメージする時の色に近いんじゃないでしょうか。「ザ・はちみつ」といった色目です。
ビンのフタを取り、香りを嗅ぐとやはりイタリア産のシトラスはちみつと雰囲気は似ています。
口に含むと、イタリア産のものと比較すると柔らかい印象です。
瀬戸内レモンとみかんのはちみつもイタリア産同様、どちらかというとレモンよりもみかんの風味のほうが特に後半強く感じられます。
結構、みかんのはちみつは風味がしっかりしているんだなと改めて思います。
そして、甘さはわりとしっかりしています。
風味の強さだけで比較するとイタリア産の方が強い印象を受けますが、瀬戸内産のものは日本らしい優しい口当たりが印象的です。
例えるなら・・・
この瀬戸内レモンとみかんのはちみつを女性に例えるなら二十歳になった広瀬すずさんかな。
今日はクリスマスイブなので、二十歳になった広瀬すずさんとのデートを楽しみたいと思います。
柑橘系のフレッシュで爽やかさがあるのですが、少し落ち着いて来た・・・そんな印象が似ているかなと思います。
イタリア産のシトラスはちみつは、18歳の広瀬すずさんという印象です。少しキャピキャピした感じです。
二十歳になった広瀬すずさんとは、自宅のソファーで並んで座りスモークチーズをつまみにホットワインを飲む。
少し、スモークチーズに飽きてきたなというところでクリームチーズにこの瀬戸内レモンとみかんのはちみつを垂らしてスイーツ代わりに仲良く一緒に頂く。
はちみつの甘さに負けない甘い夜を過ごすこととなります。
妄想すると、こんなところでしょうか(笑)
まとめ
今回の「瀬戸内レモンとみかんのはちみつ」もそうですが、国産のはちみつと海外産のはちみつと同じような蜜源植物で比較してみると、総じて国産のものの方がすっと体に入って来るような印象があります。
風味としては優しい印象のものが国産には多いです。
海外産のものは、蜜源植物の個性がはっきりとしているものが多いように感じます。
日本人と違いイエス、ノーをはっきりと言うことにも似ているような。
海外産のはちみつで私が好きなものは、もちろんたくさんあります。そして風味がはっきりしているものが多いので、初めて食べた時に感動することも多いです。
ただ、国産はちみつを食べた時の安心感というか、すっと体に染み渡るような感覚。
そんな感覚を感じると、やっぱり日本人なんだなと感じます。
国産、海外産、それぞれの良さがあります。
そういったことを、少しでも伝えられたらなと思います。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。