子供の時、母がよく草もちを作ってくれました。よもぎの風味と、あんこが合わさる感じが大好きです。
自転車によく乗っていた時は、走っている途中で見つけたお饅頭屋さんに入って草もちを食べるということが多かったですが、最近は自転車にほとんど乗らないので草もちを食べることが少ないです。
よくよく考えると、結構長い間食べていなかったような気がします。
すると今日、お千代保稲荷にある「大福屋」さんの草もちを頂いたので早速コーヒーと
一緒にいただきました。
お千代保稲荷とは
千代保稲荷の月並祭(月末月初の縁日)
千代保稲荷は、特に月末月初に参拝される方が多くなります。これは「今月もよく商いができまして、ありがとうございました。来月もよろしくお願いします。」と、商売繁盛のお礼参りをするため。
この月末月初に行われる縁日は「月並祭」と呼ばれ、月末の夜から早朝まで、たくさんの人で賑わいます。参道いっぱいに屋台や出店が軒を連ね、まるで初詣のような雰囲気になります。
美味しそうな食べ物の匂いがあちこちから漂ってきて、取材に伺った西美濃スタッフも、思わず目移りしてしまいそうに…。
無事取材が終わってから、串カツ片手にビールでカンパーイ(^-^)しました!これがあるから、おちょぼさん参拝はやめられない!?
「お千代保稲荷」とは、岐阜県の海津市にある「千代保稲荷神社」のことです。地元の人達からは「おちょぼさん」と呼ばれ親しまれています。
伏見稲荷、豊川稲荷と比べ規模は小さいですが「日本三大稲荷」のひとつです。
私が初めておちょぼさんに行ったのは学生の時です。ちょうど、バブルの終焉の時期でした。
「月並祭」と呼ばれる月末の夜中に行ったのですが、その人の多さに圧倒されました。
深夜1時から2時頃には飲み屋のお姉ちゃんと常連客といった人たちのグループが目立ちました。
最近は、お正月に商売繁盛を祈願しに行くか土日の昼にふらっと行くくらいです。
おちょぼさんに行ったら外せないのが、食べ歩き!!串かつは絶対外せないです。
出典元:
「おちょぼさん」を楽しもう!千代保稲荷神社〜界隈めぐり|大垣地域ポータルサイト西美濃
2~3本でやめようと思っても、食べだすと止まらなくなるので注意が必要です。
もちろん、草もち以外にも参道には美味しいものがたくさん売られています。
そんな中に「大福屋」さんはあります。
お千代保稲荷 大福屋
『安い、うまい・・・できたら腹いっぱい』重くてご免ね! 【おちょぼさん参道 草もち 大福屋】海津 ★75
ここのよもぎ餅は、よもぎ100%だそうです。
食べると、しっかりとしたよもぎの風味とちょうどいいあんの甘さが織りなすハーモニーがたまりません。
大きさも、小ぶりで女性や年配の方にも食べやすいサイズです。
「大福屋」草もち×中煎りブレンドコーヒー
この光り輝く艶感!!おかげで写真もボケています(笑)
コモディティのブラジルベースのごくごく普通のブレンドコーヒーと一緒に頂きます。
コーヒーは苦味も酸味も程よくバランスがいいものです。
和菓子には、もう少し深煎りのブレンドコーヒーがいいかなと思うのですが手持ちのコーヒーにそんなに深煎りのものがなかったです。
このコーヒーを飲んで、大福屋さんの美味しい草もちを食べるとさらによもぎの風味がしっかりと感じられます。
そして、草もちを食べてこの何でも無いブラジルベースの中煎りのブレンドコーヒーを飲みます。すると、酸味が立つかなと思ったのですが大きく予想を裏切られました。
苦味が立ちます。
しかも、感じるこの”苦味”の感じ・・・以前似たような雰囲気の苦味を感じた気がします。
あの田口護さんのカフェバッハの「カフェシュバルツァー」を飲んだ時の苦味の質によく似ています。もちろん、その苦味の”強さ”は断然カフェシュバルツァーの方が強いのですが質感は非常によく似ています。
質がいい草もちを食べると、コーヒーもグッとグレードアップして感じられました。
久しぶりに、大きく予想を裏切られた(いい意味で)ペアリングでした。
お千代保稲荷に行ったら大福屋さんの「草もち」オススメですよ~!
最後まで、読んで下さりありがとうございました。