コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【エチオピアの勉強】エチオピア茶会@星時でエチオピアのコーヒー事情を知る

3月8日(金)に岐阜駅近くにあるカフェ「星時」さんで開催されたエチオピア茶会というイベントに参加しました。

 

時間は19時から21時だったのですが、大渋滞に巻き込まれ到着したのが19:40でした。最初から聞きたかった~。

 

昨年末に、今回のスピーカーであるにのさんと川股さんがコーヒーアミーゴスでもお話されましたが、この時も直前に仕事が入りキャンセルしてしまっていたので今回聞くことが出来るのは楽しみでした。

 

そして、開催場所の星時さん。オシャレな空間で岐阜にもこんなオシャレなカフェがあったんだと驚きました。こんなこと言うと、岐阜の方に怒られちゃいそうですね。

 

 

岐阜 カフェ星時

住所:岐阜県岐阜市神田町3-3 加藤石原ビル2F

営業時間:11:00 ~ 20:30(LO 20:00)

定休日:水曜日、第4木曜日

Webページ:http://hoshidoki.jugem.jp/

【岐阜】「喫茶 星時」オープン! – 岐阜のローカルメディア | さかだちブックス

 

2017年4月1日にオープンされたそうです。

 

メニューにはケーキの種類も豊富なようです。コーヒー好き、スイーツ好きな方は要チェックですね。

 

エチオピア茶会

エチオピア茶会@星時
日時:3月8日(金)19:00~21:00
場所:喫茶星時(岐阜市神田町3-3 加藤石原ビル2F)
料金:1,500円(エチオピアのコーヒードリンク付)
主催者:星時、トランスシーガル

【イベント詳細】

エチオピアという言葉を聞くと皆さんは何を思い浮かべますか?コーヒーの始まりの土地というのはコーヒーがお好きな方は知られているかもしれません。でもそれ以外はどうでしょう?

どんな土地で、
どんな人達がいて、
どんな風に生活し、過ごしているのか、

日本と遠く離れているけどどこかで繋がっているエチオピア。
その人達や国のことを知ることで、今まで普通に接していたものがより少しだけ身近なものになるかもしれません。

今回はエチオピアから生豆の輸入販売を行っている、トランスシーガル株式会社より、去年エチオピアの話をして頂いた二宮さんと、エチオピアで調査をしている川股さんの2名をお招きしご登壇して頂きます。

「エチオピア入門編」として、あまり知らない自分達にも易しく・とっつきやすいことを中心に話して頂く予定です。講話の途中で気になることがありましたら気軽に質問して頂いても構いません。
みんなで楽しく、エチオピアと仲良くなりましょう。

講演者紹介 

トランスシーガル

私共が扱う商品は、自分たちの目で見て、入念に調べ、正確な情報をお届けする事を企業理念としております。
現在はコーヒーの生豆の輸入販売を重点的に行っておりますが、エチオピア以外の国からも多数の商品の紹介が来ており、取り扱う品目としては増やして行こうと考えております。

・二宮 和則

京都精華大学 人文学部卒業
卒業後、現NEW STAR LINEに就職
海外輸送、国内輸送、貿易、その他仕組みを学ぶ
エチオピアに特化した会社としてトランスシーガルを2014年設立

・川股 一城

京都大学大学院
アジア・アフリカ地域研究研究科
博士後期課程
(*2018年度 編入学)
客員研究員(2015年8月-2019年7月)
 アジスアベバ大学 エチオピア研究所

https://www.facebook.com/events/392654238174583/

店内に入り席につくとすぐにコーヒーとお菓子を手渡されました。このお菓子は前日に川股さんがニュージーランドのピーナッツバター「ピックス」を使って作ったものだそうです。

 

コーヒーはもちろんエチオピアです。

 

ピーナッツバターの風味とモカの風味を存分に楽しむことが出来ました。

 

そして、このピーナッツバターの販売もされていたので購入しました。これで、しばらく家でもピーナッツバターを楽しめそうです。

冒頭は、にのさんがお話されていたそうで私が到着した時は、すでに終わっていました。

 

川股さんのお話は、内容盛りだくさんでした。

 

川股さんは、今回SNNPR Metsar村というとこに行かれたそうです。

 

この地域は井戸が100mおきにあるようで水不足はないようですが、水が茶色いそうです。

 

そして、日本人が飲んだら赤痢やコレラにかかり2週間は起き上がれなくなるらしいです。

 

現地の言葉「アムハラ語」「アリ語」の勉強コーナーもありました。

 

特に日本語に似ている「アリ語」は面白く盛り上がっていました。

 

現地の食べ物の紹介も。インジェラと呼ばれるトウモロコシから作った発酵食品や祭りや祝い事の時に食べるドロワット(鶏肉のシチュー)など、美味しそうなものが多かったです。

 

 

 

野菜はトマトとアボカドは生で食べることがあるそうですが、他のものは生で食べる習慣はないそうです。

 

また、肉(牛)は香辛料で味付けして生で食べる習慣があるそうで、これが絶品らしいです。

 

しかし、これも日本人が食べると寄生虫で2週間はお腹がダメになるらしいですが、それでも美味しいので食べてしまうそうです。

 

そこまでしても食べたいものって・・めちゃくちゃ気になります(笑)

 

コーヒーはエチオピア政府が”目指せブラジル”を掲げ、一気にプランテーション可が進みだしています。

 

ちょうど、日本の高度成長期の状況に似ている感じだそうです。

 

新しく幹線道路を作ったり、山を切り崩したり。これからまだまだ開発が進むようです。

 

そうしたことでの弊害も当然出てきているようで、みんなで助け合っていこうと結束力が強かったコミュニティ内の関係もギクシャクしたりということも増えているようです。

 

そして山を切り崩したことで川の水も濁って来ていて、当然環境への影響も今後大きくなりそうです。

 

コーヒーセレモニーで使うコーヒーポットも持ってこられていました。これを欲しがる人もいました(笑)

 

まとめ

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なかなか、現地に行った人の生の声というものを聞く機会もないので貴重な時間でした。

 

また、次回エチオピアに行かれたらお話を聞いてみたいです。

 

エチオピアのコーヒー事情も、今後数年で一気に変わりそうな感じです。

 

 最後まで、読んで下さりありがとうございました。