後、10日程で平成が終わり令和になりますね。
30年続いた平成を振り返ろうと思っても特に平成の初頭と昭和の境目の記憶など完全にあやふやです。
だいたい昭和から平成に変わった頃、私は高校生でした。このあたりの記憶を辿ろうとするとつい中島みゆきの時代を口ずさんでしまいます。
「そんな~時代も~あ~~ったねと~」
この「時代」が発売されたのは1975年です。
かろうじて私が生まれてからの歌です。
そんな「時代」とともにコーヒーで平成を振り返ってみます。
コーヒーに関する消費者意識の変化
昭和の時は、コーヒーに対してネガティブなイメージを持っていた人が多いと思います。
語弊があると思いますが当時私が聞いたことがあるものとしては
- バカになる
- 癌になる
- 胃が荒れる
こんなところでしょうか。
それが今やマスコミがコーヒーに対してポジティブな報道を多くして、かなりポジティブな印象を持っている人が多いのではと思います。
そんな消費者意識の変化も最近のコーヒー豆の輸入量拡大に大きく貢献しているのではと思います。
スペシャルティコーヒーとバリスタ
収穫量全体の3%程度しかない高品質なコーヒーを「スペシャルティコーヒー」と呼ぶ。甘さや酸味、口に含んだ時の質感など、コーヒーの味を体系化した指標も定められ、2003年には日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)が発足した。コーヒーの淹れ方などの技術を持つ職人は「バリスタ」と呼ばれるようになり、国内でSCAJが運営するバリスタ競技会も盛んになった。国内大会の優勝者は世界大会に出場し、日本は強豪国のひとつだ。
ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2019/03/post_27292.html
Copyright © Business Journal All Rights Reserved.
「スペシャルティコーヒー」と呼ばれるものも認知度がかなり上がったと思います。
コーヒーの個性が強いものは、以前は「欠点」として評価されていませんでした。それが今では個性として高く評価されるようになりました。
そしてそういった高く評価されるスペシャルティコーヒーを扱うバリスタも増えました。国内外を問わず、様々な技術を競う大会なども増えました。
そういった大会は華々しく、若い世代の人が憧れを持ちコーヒーに興味・関心を持つようになっているのかなと思います。
コンビニ カウンターコーヒーの台頭
そもそもコーヒーは「3たて」と呼ぶ、「炒りたて・挽きたて・淹れたて」が一番おいしいといわれる。これを全自動の機械で実現したのが、セブン-イレブンに代表される「コンビニコーヒー」で、市場規模は2000億円を突破した。これら100円前後のコーヒーで使用する豆は「スタンダードクラス」という高くない豆だが、焙煎や抽出を工夫することで一定の味を実現した。
ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2019/03/post_27292.html
Copyright © Business Journal All Rights Reserved.
平成の後半にはコンビニエンスストアのカウンターコーヒーというものが台頭してきました。
手軽に美味しいレギュラーコーヒーを飲むことが出来るようになり一気に私達の
生活に浸透したような印象を受けます。
抽出器具(ドリッパー)
日本発、世界が認めたドリッパー「HARIO v60」は何が凄いの? | キナリノ
そして家庭用の抽出器具に目を向けるとハリオV60が日本国内のみならず、世界中に普及しました。
よく比較される同じ円錐形のコーノは以前からありますが、円錐形ドリッパーがここまで広く使われるようになるとは平成になった頃には思いもしませんでした。
まとめ
他にも色々と昭和にはなく平成で新しく出たものなどもあります。
また反対に昭和ではあたりまえだったものが平成には大きく衰退したものもあります。個人経営の純喫茶も減りましたし、缶コーヒーも販売量は大きく減りました。
令和は、まだ私達が考えも及ばないものが出てきたりすると思います。
私は令和になってもコーヒーが好きだという気持ち。コーヒーが好きな人達との交流。そこは変わらずにいたいと思います。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。