現在は小学2年生ですが、小学1年生当時に家庭内でコーヒー店を起業したお子さんが
話題になっているようです。
1ヶ月100円のお小遣いをもらっていましたが、ポケモンカードが欲しくなり「どうしたらお小遣い以外で稼げるか」と悩んだようです。
その様子を見て、父親の佐藤ねじさんがなんと100円を払ってもらって「おこづかい講座」を開いたそうです。
小学1年生が家庭内でコーヒー店を起業
ちゃんと仕事場の会議室を使って「おこづかい講座」を行ったそうです。小学1年生にとって1ヶ月分のお小遣いである100円を払って父親に講義をしてもらうのって、勇気もいったのではと思います。
小1向けのおこづかい講座:ざっくりまとめ
●お金や時間の使い方は1つではない。投資、消費、浪費の3つがある。
●この講座のために、100円払うことはドキドキしたと思う。こういうのを、投資と呼ぶ。●フィーを得るためには、いろんな方法がある。小1がお小遣い以外に父ちゃんたちから、お金をもらうには「ターゲット(父母)の困りごと」を解決してあげればいい。
●そのために、父ちゃんや母ちゃんを観察したり、直接聞いてみたりするといい。どこにビジネスチャンスがあるか、アンテナを貼るといい。
●今日は特別に、一緒に父ちゃん母ちゃんを対象にしたビジネスを考えてみよう。●発想法としては「ターゲットのこまりごと」×「小1ができること」の組み合わせ
1:小1だから持ってる情報「おもちゃ作りのアドバイス、小学校で流行ってる情報」
2:父ちゃんたちがお金出して得てるもので、小1にもできそうなこと「マッサージ屋、カフェ」
3:父ちゃんたちが困っていること「オムツ替え、ゴミ捨て、家事」●1は、たしかに嬉しい情報だけど、お金を払うかは微妙なライン
●3も完全に任せられたら、フィーを出してもいいけど難しそう
●2は、ちゃんと美味しい珈琲をハンドドリップで淹れてくれるなら、払ってもいいかな。マッサージも、ちゃんと体が回復するレベルなら払ってもいい。
ターゲットの困りごとと小学1年生が出来ること。これを小学1年生が理解できるようにホワイトボードに書き出し講義をされたようですね。
そして、この講義を受けた少年は家庭内でマッサージ屋とコーヒー屋を始めることとなったそうです。
まずは、珈琲豆を仕入れることに。しかし、ターゲット(父母)が欲する良い店の豆は1500円など、めちゃくちゃ高いと知って、小1は驚愕。
そこでお年玉貯金1000円を使い、さらに父ちゃんから900円を借り入れすることに!小1は、めちゃくちゃビビっていました。
豆は、ブルーボトルの珈琲豆を買うことに。表参道店に並んで、ドキドキしながら豆を購入していました。ブルーボトルで売ってたちょっといい豆で、1900円!ふつうに高いやつ…。
また、珈琲を何杯をいくらで売ったら利益になるかを一緒に計算。
そして、そこから一緒に原価計算をし1杯200円で販売することに決定。
美味しくコーヒーを淹れられるようハンドドリップ講習会は無料で開催されたそうです。
その様子も佐藤ねじさんのnoteに詳しく書かれています。
ここから出納帳をつけたり、さらにセットメニューも考えたようです。
そして2ヶ月後には借入金を返済し、さらに軍資金となったお年玉の1,000円を突破し80円の黒字となったそうです。
そして小学2年生になった今も継続されているようです。
最初はポケモンカードが欲しくて始めたこの起業。
実際に稼いだお金はどうするのかのインタビュー動画です。
まとめ
子供の頃、肩たたきなどマッサージをしてお小遣いを親からもらったことはあります。
けど、商品を仕入れてそれを加工(抽出)して販売するとは恐れ入ります。
この少年にとって、小学1年生からビジネスの仕組みを学べたということは大きなことだと思います。
コーヒーが家庭内でビジネスを仕組みを学ぶアイテムとして使われたというのは面白いですね。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。