異業種のカフェへの参入というのは色んなものがあります。
アンテナショップをつくる時、カフェを併設することで来店動機につなげたり敷居を下げることができます。
車や家など高額なものを購入しようとすると敷居が高く感じられますが「カフェ」に行く感覚に近いとちょっと身近に感じられ利用する側にとって利用しやすくなるのではないかなと思います。
この”敷居を下げる”効果をうまく使い練馬区がタリーズと一緒になって新たなサービスを始めます。
それが子育て家庭支援事業「練馬こどもカフェ」です。
タリーズというと5月には立川で「ジェイジェイプラスティー」という新しいワンストップサービスも始めています。
今後も、いろんな形で新しいサービスを始めるのではと思います。
子育て家庭支援事業「練馬こどもカフェ」
練馬区が6月6日、子育て家庭支援事業「練馬こどもカフェ」に関する連携協定をタリーズコーヒージャパン(新宿区)と締結した。
身近な民間カフェを気軽に参加できる新たな子育てスポットとして着目し、在宅で子育てする世帯を支援する同事業。
タリーズコーヒーは店内スペースを提供し、区が幼稚園教諭や保育士などを派遣する。育児に関する気軽な相談や子どもたちとのスキンシップや遊び方を伝えるなど、子育て支援の空間を創出する。
前川燿男練馬区長は「市民に身近な憩いの場であるカフェを舞台に、誰もが気軽に参加できる画期的なサービス。皆さんと力を合わせて、ここ練馬で必ず成功させて全国に発信していきたい」と意気込む。
特に東京は地方から引っ越してくる人も多いと思います。
東京に引っ越して出産し、周りに友達がいなくて困ったり悩んだりしているお母さんはかなり多いと思います。
いきなり”子育てに悩んでいる人のコミュニティ”があっても、誰一人知っている人がいないところにいきなり飛び込んで行くのは非常に勇気がいると思います。
そこにカフェがあれば、カフェを利用する感覚で行ってみて雰囲気を感じ取りもし自分にあっていなければやめておけばいいかなというくらいの気持ちで行くことが出来るようになると思います。
もちろん、これでも勇気はいると思いますがぐっと敷居は下がるのではと思います。
そして、今回のこの「練馬こどもカフェ」には幼稚園教諭や保育士といった子育てに関したプロの人が派遣されてくるので、そこで悩みを相談することも出来ますし、うまくいけば同じような悩みをもつお母さんと友達になれる可能性も高いと思います。
初回は6月18日、タリーズコーヒー大泉学園店(東大泉2)で開く。対象は1歳の子どもとその保護者。家庭でできるスキンシップを取り入れた遊びや1歳児に人気のある絵本を紹介する。参加希望者は6月11日~15日、同店で申し込む。定員は親子5組(先着順)。
区では今後、石神井公園店(石神井町2)も含め月2回程度の開催も予定している。
月に2回程度の開催を予定されているようなので、子育てに悩んでいる、ママ友が周りにいない人は自分のタイミングで行ける時、行きたい時にふらっと気軽に寄ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
人が集まるところではコーヒーを飲む機会が出来ると思います。
逆もしかりで、コーヒーがあるところに人は集まって来ると思います。
コーヒーやカフェが、困っている人の助けになるというのはコーヒー好きな私にとって嬉しい限りです。
同じような悩みをもつ人たちと知り合えるというのは心強いと思うので、この「練馬こどもカフェ」がうまく機能し同じような感じで全国に広がり子育て中のお母さんたちが勇気づけられることを願っています。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。