ここ何年かアジアのコーヒー生産量が増えています。
世界第2位の生産量を誇るベトナムやインドネシアは以前から多かったですが、ラオスやミャンマーなどが特に収穫量が増えています。
特にミャンマーは収穫量だけでなく、コーヒーの品質の工場も目まぐるしいです。
ミャンマー最大の都市ヤンゴン旅行業を営む日本人男性が2016年に北東部シャン州の農村カローで民家を改装しカフェを開いたそうです。
ミャンマーの国内コーヒー事情
国連食糧農業機関(FAO)などによると、ミャンマーのコーヒー豆の生産量は、ブルーマウンテンで有名なジャマイカよりやや多い年約8500トン。世界的に見て生産量は多くはないが、近年は品質が評価され、輸出も拡大している。
もともとお茶文化で、市民が飲むコーヒーはインスタントが大半。豆の消費は富裕層や輸出に限られていたが、都市部に米国系などのチェーンが進出し、豆をひいたドリップコーヒーを楽しむ文化も浸透してきた。
ミャンマー、コーヒー産地でツーリズム カフェや豆加工見学施設など開業 (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト
福島さんのカフェは州内で知名度も上がり芸能人が訪れたり新たな観光名所になっているそうです。
農園のブランド化
より標高が高く、高品質の豆が取れる同州ユワンガンでは、欧米にも豆を輸出する地場大手「ジーニアス」が昨年12月、1万4000平方メートルの工場兼見学施設を完成させた。200カ所の契約農家から運ばれた豆の洗浄、乾燥、選別、焙煎など一連の工程や観光農園を見学し、試飲した上で新鮮な豆を買える。
ミャンマー、コーヒー産地でツーリズム カフェや豆加工見学施設など開業 (2/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ):自分を磨く経済情報サイト
工場に見学施設を併設することで”観光”としての役割を担うことが出来ます。
そして、この工場兼見学施設を作ったのは大手「ジーニアス」です。
先日、名古屋・大須の楽運寺で開催した「熊本地震復興支援チャリティーイベント 愛!チカラフェス」で販売したジーニアスシャンステイト(ナチュラル)が、まだ家にあったので飲みたいと思います。
ミャンマー以外にも、アジアのコーヒーの品質はよくなっていると思います。
「クリーンカップ」といえる雑味をほとんど感じないコーヒーが増えているのですが、どれもフラットな印象をうけるものが多いです。
味わいに奥行きが感じられないものです。
このジーニアスシャンステイトは、アジアのものと思えないような味わいに奥行きというか厚みを感じます。
もしかしたら精選方法が「ナチュラル」というところが大きいかもしれないですが。
コーヒーが好きな人達が、この施設に集まりより深くコーヒーに関して見識を深め、美味しいコーヒーを飲むことが出来るなら立派な観光資源としての役割を担うことが出来ると思います。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。