堀口珈琲のロースタリーが今月より横浜で本格稼働するそうです。
そして、8月からは一般の人が見学も出来るようになるそうです。
※事前予約必要
堀口珈琲「横浜ロースタリー」について
スペシャリティコーヒー専門店として、1990年に創業した堀口珈琲。最高品質の生豆(焙煎前の豆)のみを使用し、焙煎・販売・喫茶店を一貫して行なっているお店です。
コーヒーの生豆の貯蔵は主に港。焙煎機能を従来の場所(狛江市)から横浜に移転することで風味と食品衛生の両面から製品の品質向上を目指します。
生豆を貯蔵する倉庫も横浜ロースタリーから僅か数百メートルの距離に置き、品質を維持したまま必要な分だけ生豆を工場内に移動することを実現。
シングルオリジン(ストレート)や浅煎りに偏ることなくブレンドや深入りも重視しているのが特徴で、一年を通してブレンドの味を安定させます。
工場にて話を聞くと“ブレンドの奥深さ”がよくわかります。
ブレンドと言っても同じ豆を使用するだけでは時期や環境により味が変化。堀口珈琲では、通年で同じ味・風味を維持するために常に何百種類ものシングルオリジンの豆成分・特徴を把握した上で豆を組み合わせ、安定したブレンドを提供しているそうです。
こうした極めて高度なスキルの必要性・ブレンドの奥深さが次にご紹介する工場見学や特別な体験を通してより具体的に学べます。
店舗の外観は港町横浜に似合いそうですね。
私が堀口珈琲を好きなのはシングルオリジンや浅煎りに偏ることなく、ブレンドや深煎りのコーヒーも大切にされているからです。
2017年にSCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)の対談企画で堀口珈琲の堀口俊英氏と丸山珈琲の丸山健太郎氏の対談がありました。
この時の堀口俊英氏の言葉がとても印象に残っています。
「コーヒーの嗜好は浅い焙煎から深い焙煎に流れるので、最後は深煎りの方に必ず行く、という確信が僕の中にはある」
まさしく、私もコーヒーの嗜好が徐々に深い焙煎に流れているのを実感しています。
もちろん浅煎りのスペシャルティコーヒーも好きですが、月に数回特別な日に飲みたいなと思うコーヒーです。
普段、日常的に飲みたいなと思うコーヒーは少しどっしりとした深煎りのロースト香がしっかりと楽しむことが出来るブレンドコーヒーです。
昨今のサードウェーブブーム、スペシャルティコーヒーブームからコーヒーを飲むようになった若者も、いずれ深煎りのブレンドコーヒーに行き着くのかなと私も思います。
ただ、私には堀口氏のように「確信」とまでは言い切れないのが弱いところです。
横浜ロースタリーで出来る体験
見学と特別体験をセットにした無料コースとさらに充実した体験ができる有料コース(未定)も用意できればとお話いただきました。
残念ながら詳細はまだわかりませんが、無料コースと有料コースが用意されるようですね。
施設概要
■ 工場見学開始
2019年8月上旬頃予定■ 所在地
横浜市中区新山下3-11-42
まとめ
見学の予約も何名から受け付けてもらえるのかなどわかりませんが、コーヒー好きな仲間と一緒に予約して見学・体験出来たらきっと楽しいだろうなと思います。
堀口珈琲「横浜ロースタリー」でコーヒーを楽しみ、その後は中華街で美味しい中華を食べながらコーヒー談義に花を咲かせる!なんてのもいいかもしれないですね。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。