今日は、とてもいい経験をしてきました。そして、すごく楽しむワクワク出来ました。
お名前は出せませんが、大学1年生から3年生までが集まるイベントで登壇させていただきました。
登壇するのは、私を含めて様々な企業に勤める社会人が4名です。
そして講演後は、グループに分かれた学生たちについて質問を受けたりディスカッションしている様子を見守ったりしました。
イベントの内容としては、数年後に社会人になる学生に社会との繋がりを身近に感じてもらうという趣旨のものです。
講演の内容
ご依頼頂いた時、話す内容として挙げられていたのは
- 大学時代の活動経験
- 仕事で培ってきた能力
- 仕事の中で見つけた大事にしたい価値観、やりがい
です。
これらをお話する上で、どう社会との繋がりを知って興味を持ってもらえるのか。
そして「15分」という持ち時間。質問を入れて20分とお聞きしていたのですがこれが思いの外難しく感じました。
最初に、何も考えずに練習し時間を測ったら40分を超えていました(笑)
20分までは、わりと縮めることが出来ましたが「15分」というのは、こんなに難しいのかと改めて思い知らされました。
自分が充実するポイントを発見できる「ライフライン」の作り方|「ミドルシニアのためのキャリアの教科書」vol.05 - 木村勝のキャリアの教科書 - ミドルシニアマガジン | マイナビミドルシニア
初めて、こういったライフチャートを作って資料に入れてみました。
そこに、今振り返って人生の転機になったかなということを落とし込みました。
もちろん「15分」で全部それに触れることは出来ないので話の中で触れたのは3つだけです。
- 東日本大震災
- 「コーヒーの花のはちみつ」との出会い
- 文房具朝食会@名古屋に参加
そして、学生時代や社会人として初めて就職した会社でのこと。今の会社でどのような仕事をしているのか。
そんなことを”さらっと”お話しました。
そして一番時間を使ったのは今”40代”の自分が何を思っているか。
20代の頃と比べ、考え方がどのように変わったのかということ。
これから、どんな風に生きていきたいか。
ここに重点をおきました。
20歳前後の学生に、どれだけ響いたかわかりませんが「15分」という時間に学生の子に伝えたいことを”ぎゅっ”と凝縮して伝えることは出来たかなと思います。
まとめ
当日知ったのですが、登壇の順は若い方から順でした。
やはり学生から年齢の近い、距離感の近い若い方からでした。
皆さん、話が上手で学生時代の記憶も新しいので学生時代のことや社会に出て感じたことなどを詳しく話されていました。
私が最年長だったのでトリをつとめました。
まさに親と子ほどの年齢差なので、距離感を縮めるために結構恥ずかしいと思っていることも話に入れました。
昼食を挟んで、グループに分かれている学生のテーブルについたのですが話したことに関して結構質問があり嬉しかったです。
与えられたテーマでディスカッションしているのを横で見守るような感じで様子を拝見しました。
自分の子供と同世代の子達がこうして真剣にディスカッションしているのを見るというのは、どんなことを考えるのかと勉強になります。
そして、学生の話を聞いていて驚いたのがみんなが「自己分析」という言葉を口にしていたことです。
「自己分析」の大切さというのを学校でもよく聞かされると言っていました。
ただ、自己分析診断の結果に基づいてそこから将来どんな職業に就けば・・というのはどうなのかなと気になりました。
自己分析診断は自分がなりたい、やりたいことを実現する為に使うことはいいことだと思うけど、自己分析診断からやりたいことを決めるというのは、やりたいことではないのではとそんな話をしておきました。
今回、生まれて初めてと言っていいくらい真剣に”転機”ということをキーワードにして人生を振り返ってみました。
すると過去を振り返ったのですが、そこから未来に向かって自分が考えて行かなければいけないことなどを自然と考え出していました。
たまには真剣に振り返り、自分にとって特に考え方など大きな変化があった転機を見つめなおしてみるのもいいと思います。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。