コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【40年ぶりに再発見された世界最大のハチ】翼幅6cm超の「ウォレス・ジャイアント・ビー」から”種”の保全を考える

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私は身長も体重も、日本人の平均より大きいです。特に体重は^^;

 

ただ、世の中上には上がいます。

 

日本のプロレス史上大きくて有名だったのはやはりアンドレ・ザ・ジャイアントじゃないでしょうか。

 

223cmの身長もさることながら、体重も230kgを超え古舘伊知郎氏が『人間山脈』や『一人民族大移動』と名付けていたのが懐かしいです。

 

独特なカーリーヘアが、また怪物のような雰囲気を醸し出していました。

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トップロープをまたいでリングに上がるアンドレ・ザ・ジャイアント

出典:【国際プロレス伝】猪木をヒョイと持ち上げたアンドレに、観客ぼう然|格闘技|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

とは言っても、私と比較して身長が1.2倍強。体重が2.4倍強です。

 

それが最近、再発見された世界最大のハチ「ウォレス・ジャイアント・ビー」は凄いですよ!!

 

セイヨウミツバチのなんと4倍の大きさです。

 

これを見たら古舘伊知郎さんは、なんて名付けるのか・・・

 

 

ウォレス・ジャイアント・ビー

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「ウォレス・ジャイアント・ビー(ウォレスの巨大バチ)」は、セイヨウミツバチの4倍もの大きさがある。大きいもので全長約4cm、翼幅は約6.4cmに達するという。PHOTOGRAPH BY CLAY BOLT

自然写真家のクレイ・ボルトが「ウォレス・ジャイアント・ビー(ウォレスの巨大バチ)」を再発見した正確な場所については、保全上の理由によって詳しくは書けない。ここで伝えられるのは、この巨大なハチは翼幅が2.5インチ(約6.4cm)もあり、セイヨウミツバチの4倍もの大きさがあるという事実だ。蜂蜜をつくって過ごすほかのハチとはまったく異なり、まるでクワガタのような巨大な大あごがある。

このハチは数千匹の仲間と巣の中に棲むのではなく、ほとんどの時間を単独で過ごす。シロアリの塚に穴を掘り、内壁に樹脂で防水加工を施して、そこを住みかにするのだ。

翼幅6cm超! 世界最大のハチは、かくして約40年ぶりに「再発見」された(動画あり)|WIRED.jp

「ウォレス・ジャイアント・ビー」は、ミツバチとは異なり単独で生活するようですね。

 

ハチの世界全体でみると、集団行動するミツバチの方が特殊とも言えます。

 

そして、シロアリの塚に穴を掘って樹脂で防水し、そこをすみかにって・・・「大工かよ!」とツッコミたくなりますね。

 

今回「ウォレス・ジャイアント・ビー」を発見した自然写真家のクレイ・ボルト氏たち一行は2019年1月にインドネシアの名もなき島を、疲労困憊しながら雨の中を歩いていたそうです。

 

40年ちかく前に研究者たちが発見した世界最大のハチも、そのようなところのシロアリの塚で発見されたそうです。

 

2つの島で6日間かけ40個ほどのシロアリの塚を捜索すると、そこでようやく動きがあったそうです。

 

そこでボルト氏たちは、ようやく世界最大のハチと対面することが出来たそうです。

 

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VIDEO BY CLAY BOLT

そして、このハチの名前にも付けられている”ウォレス”にはアルフレッド・ラッセル・ウォレスが関わってます。

 

アルフレッド・ラッセル・ウォレス

この科学的な冒険物語の始まりは、現代生物学の黎明期にさかのぼる。最初の登場人物は、巨大なハチがその名を冠するアルフレッド・ラッセル・ウォレス。ハチに負けず劣らず興味深い人物だ。長身痩躯の無口な若き探検家だった彼は、1850年代に熱帯林をうろついて標本を採集し、英国の人々に売ることで生計を立てていた。

こうしたなか、現地住民が彼のもとに持ち込んだ標本のひとつが、「大きな黒いスズメバチに似た昆虫で、クワガタのような巨大な大あごを備える」生物だった。

ウォレスはこの旅の途中、何らかの熱帯病、おそらくはマラリアにかかって高熱にうなされるなかで、自然淘汰による進化のアイデアを思いついた。かの有名なチャールズ・ダーウィンがじっくりと自説を練り上げていたのと同じ時期のことだ。

ウォレスは書き留めたアイデアをダーウィンに送り、これに焦ったダーウィンが『種の起源』の出版を急いだことで、残念ながらウォレスの貢献は十分に評価されなかった(公正を期していうと、ダーウィンの友人たちは、ふたりの発見を同時に学会で発表している)

ダーウィンの名は聞いたことがありますが、ウォレスの名前は初めて聞きました。

 

ウォレス・ジャイアント・ビーの樹脂集め行動

ウォレス以降、この種を2番目に野外で研究した人物は、昆虫学者のアダム・メッサーだった。彼は1981年、ウォレス・ジャイアント・ビーの奇妙な樹脂集め行動を観察した。ハチは巨大な大あごだけでなく、上唇(じょうしん)と呼ばれる口の一部も使って、木から樹脂を収穫していたのだ。

メッサーは次のように記している。「1匹のメスが上向きになり、大あごで樹脂をほぐしながら、長い上唇をブルドーザーのブレードのように上方に動かして、こそげとっていた。木と上唇の間に樹脂の塊が形成され、徐々に大きくなっていた」

このメスは塊を巣穴に持ち帰り、木の繊維を混ぜて、トンネルの壁の防水加工していた。

 

「ウォレス・ジャイアント・ビー」にみる”種”の保全

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キツネザル

今回、ボルト氏たちが過酷な条件の中「ウォレス・ジャイアント・ビー」を再発見出来たことは希望がもてます。

この生息地を、今後しっかりと保護していかなければそれこそ絶滅してしまいますからね。

 

そして「ウォレス・ジャイアント・ビー」のように体が大きい生物ほど種の保全に努めるのは急務だそうです。

 

体の大きい生物ほど、ひとつの生態系が収容できる個体数が少ないからだそうです。

 

これは絶滅が危惧されているキツネザルも同様だそうです。キツネザルの中でも、どの種が絶滅の危機かと言うと体の大きいものほど、その絶滅の恐れが高いそうです。

 

ボルト氏が言っています。

「いまは絶望して別れを告げるべきときではありません」と、ボルトは言う。「ハチを守るために可能なことに、とにかくとりかかるべきなのです」

今回「ウォレス・ジャイアント・ビー」が発見された場所の他の生物を含めた生態系を維持・保全すること。

 

そして、もっと広げれば農薬の使用を減らすことや地球温暖化の抑止になるような行動をとるということかなと思います。

 

生物の多様性が縮小する中、今回の再発見は明るいニュースですね。

 

最後まで、読んで下さりありがとうございました。