何年か前より、その存在は知っていましたが中々行く機会がなかった0xカフェ(ゼロエックスカフェ)に行って来ました。
なぜ今回行ったのか?
それは最後に書きますね。
オープンから10年経つそうです。
とにかく暑い!日中訪れ、かなり暑かったのでさすがにアイスコーヒーにしておきました。
カウンターを陣取り、隣にいた間もなく生後4ヶ月の赤ちゃんに癒やされながら小一時間過ごしました。
名古屋市瑞穂区・0xカフェ(ゼロエックスカフェ)
名古屋市博物館の道路を挟んで、向かいの商店街にあります。
グーグルマップで確認しながら歩いて行きましたが、お店を通り過ぎそうでした。
この写真のような外観で、正直かなりわかりにくいです。
大通りに面しながらも、このわかりにくさが隠れ家的な感じもします。そして入り口の右側に書いてある文字「椎葉村写真展」が9/1まで開催されています。
ここは京都か!?と思うような間口が狭く奥行きがある店内の壁に椎葉村の写真が展示してありました。
そして、椎葉村と聞いてどこだろう?と思っていたらやはり宮崎県の椎葉村でした。その展示してある写真にこんなものが・・・
椎葉村の養蜂の様子が紹介されていました。
カウンターに座ると、周りには不思議な世界観があります。
アリスグッズがいっぱいです。
こちらを見つめています。
ただ、この不思議な感じ。こういった”物”よりも一番不思議なのはオーナーかもしれません(笑)
結構、お客さんが入っていて忙しそうでしたがその不思議な魅力についつい長居してしまいました。
申し訳ないなと思っていたら、そこに面白いものを出していただきました。
なんと「リベリカ種」です。
リベリカ種とは
写真ではわかりにくいかもしれませんが、かなり大粒です。
一般的に飲用として飲まれているコーヒーの大多数を占めるといわれる『アラビカ種』、インスタントコーヒーや缶コーヒーなどに配合されやすい『ロブスタ種(カネフォラ種)』生産量が全体の1%にも満たない『リベリカ種』、これらがコーヒーの三大原種と呼ばれる原種です。
原産国は、アフリカ西海岸のリベリア共和国。
生産国はアフリカのコートジボワール、アンゴラ、インドネシア、原産国のリベリアなど。
余談ですが「コートジボワール」は、別名「アイボリーコースト」とも言われます。
実は、この2つの名前は同じ国を指してます。アイボリーコーストは英語“Ivory Coast”、コートジボワールは“Cote d’Ivoire”はフランス語。日本ではこの国やこの地域の海岸を「象牙海岸」と読んだ時代もありました。
豆の形は、菱形なのが大きな特徴。標高200m以下の平地や低地に弱く、品質もアラビカ種より劣るとされ、生産量は全体の1%にも満たしておらず、栽培地域内のみで生産、消費されています。コーヒー豆のルーツ「三大原種」 ~それぞれの個性と味の違い~ | BROOK’S OFFICIAL BLOG(略してBOB)
以前、タイのチェンマイ大学のコーヒー研究農園に行った時にリベリカ種が少しだけ栽培されているのを見たことはありましたが飲んだことはありません。
「これ、もしかして飲むことが出来るのですか?」と聞いてみると、まさかの「もちろん飲めますよ」とのこと。
これは飲まなければと、早速注文しました。
リベリカ種を飲んでみた
飲んでみると、今までに飲んだことがない風味、味わいです。
言葉にしようと頑張りましたが、中々言葉で言い表せれません。
まず感じたのは「パンチ力」です。焙煎度は見た感じやや浅そうですが、しっかりとした苦味が。ギャップが凄いです。
少しずつ冷めてくるとカカオっぽい風味が。しかし、凄い野性味を感じられます。
コーヒー関連の本に”リベリカ種は美味しくない”と書かれていたのを以前見ました。
たしかにアラビカ種、コロンビアやグアテマラで感じるような明るい酸味は無いですがこれはこれで私は好きです。
毎日飲みたいとは思いませんが週に1回くらい飲んでみたいかなと思いました。
ただ、一般ウケはしなさそうな感じです。
そして、このリベリカ種の精製方法は「クラックト・ナチュラル」だそうです。聞いたことありません。
特殊な機械でコーヒーチェリーにクラック(割れ目)を入れ、天日乾燥を10日以上するそうです。
クラックを入れれば、その分乾燥は一般的なナチュラルより少し早く出来そうですね。
まとめ
私は勝手に「多分、生涯リベリカを飲むことはないだろうな」と思っていましたが、まさかこんな近くで飲むことが出来るとは夢にも思っていなかったです。
「一度でいいからリベリカ種を飲んでみたい」と思っている人、結構いるんじゃないかと思います。
日本ではコピルアクよりも希少性は高いと思います。
そして、こんな素敵な0xカフェ(ゼロエックスカフェ)で9月8日(日)に第3回はちペロ会を開催させていただくことになりました。
今回は、特別バージョンですよ。
近日中にフェイスブックのイベントページを作成してから告知しますので、ふるってのご参加お待ちしています。
店舗概要
住所:愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-18-2
このように、ちょっと変則的な営業時間となっています。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。