久しぶりに私が好きなケニアのコーヒーを入手しました。
今夜あたり食後に飲もうかなと楽しみにしていました。そして帰りに名古屋駅で途中下車して少しぶらぶらしていると催事で岐阜の養老軒が出店していました。
岐阜の養老軒と言ったら有名なのが「フルーツ大福」です。地元では知らない人はいないのではないでしょうか。
養老軒で人気No.1のおりじなる大福。 マシュマロみたいにふわふわで真っ白なお餅の中に、いちご・ばなな・栗・つぶ餡・ホイップクリームが入った、和菓子みたいな洋菓子のような大福です。 生地へのこだわり、餡へのこだわり、そして素材に対するこだわり・・・。 100%のこだわりから誕生した養老軒自慢の大福です。
気がつくと、吸い寄せられるように列の最後尾に並んでいました。
この「フルーツ大福」という商品名のものはいちごが入っているので残念ながら5月までの販売です。
今回購入したのは「ミルクピーチ大福」と「巨峰の大福」です。
ケニアのコーヒーとフルーツ大福、フードペアリングめちゃくちゃ期待できそうです。
ケニア・レッドマウンテン
レッドマウンテンは名前の通り、赤い土地で生産されたコーヒーです。レッドマウンテンは、ケニアの首都ナイロビの北にある、キアンブ地区やニエリ地区で作られています。実はこの地域、火山性土壌の肥沃な赤土で覆われています。だからレッドマウンテンなのです。
このレッドマウンテンは、ケニアらしい力強さを持ちつつも、個性が出過ぎていないため、飲みやすく仕上がっています。特にケニアらしい力強さや酸味は、好き嫌いの分かれるところなので、レッドマウンテンから試してみるとお勧めです。
私はケニアのコーヒーの力強さが好きです。今回のレッドマウンテンは初めて飲みます。
ケニアのコーヒーは焙煎度によって、それぞれ様々な表情を見せて楽しませてくれます。
今回のレッドマウンテンは中煎りか少し浅めの焙煎です。
飲んでみると、普段飲むことが多い一般的なケニアAAより少し洗練された雰囲気です。
力強さというか野性味らしさも感じますがケニアのわりに少しすっきりした印象です。それでもケニアらしさは感じられますよ。
ケニア・レッドマウンテン×フルーツ大福
もちろん普通に食べても美味しい養老軒のフルーツ大福。今回、ケニアのコーヒーに合わせることでさらに期待しています。
以前、コーヒーアミーゴス中部主催の和菓子とコーヒーのフードペアリングの講座を受講した時、小ざくらや一清の「おほほピオーネ」とケニアの浅煎りのフードペアリングに感動したからです。
この中で、最高に感動したのが「おほほ ピオーネ」と浅煎りのケニアです。ケニアは浅煎りなのでフルーティな甘味と酸味がしっかりと感じられるのですが、おほほピオーネを食べることによってその甘味と酸味が最上級に引き上げられます。思わず「ウッ」と声を洩らしてしまうほどでした。
右側が「ミルクピーチ大福」。左側が「巨峰の大福」です。
今回はミルクピーチ大福からいただきます。
桃の甘酸っぱさが生クリームで優しく包まれ何とも言えない美味しさです。
レッドマウンテンを普通に飲んだ時の酸味はやや柑橘系に近いかなと思っていたのですが、この「ミルクピーチ大福」を食べた後に飲んでみると口の中いっぱいに桃が弾ける感じです!
酸味の感じ方が完全に桃に引っ張られた感じです。
そして「巨峰の大福」は桃とは違い、ケニア・レッドマウンテンの甘みを少し増幅させ酸味はより強くなり、よりケニアの良さが引き立つ感じです。
まとめ
ケニアのコーヒーに、ぶどうや桃はよく合うと思います。
そこに、生クリームが加わるとさらに滑らかさと、柔らかい味わいになるのかなと思います。
ケニアのコーヒーの深煎りが普段飲むには特に好きですが、こういったフルーツを使ったお茶請けがある時は、中煎りで楽しみたいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。