今年のハニーオブザイヤーで海外産部門で最優秀賞を受賞したビーネビーネの「ひまわりはちみつ」です。
名古屋でイベントがある時に販売のお手伝いをさせていただきました。来ていただいたお客様に試食していただくのですが、作年末の「ウィーン・マーケット」ではひまわりはちみつが一番人気でした。
いつも、お世話になっている方がこの「ひまわりはちみつ」を購入してくれました。
はちみつは、家にあればたまに食べる方ですがこの「ひまわりはちみつ」は毎日食べてたら、すぐ無くなっちゃったと仰られていました。
普段は、たまにしかはちみつを食べない人が毎日食べたくなり、実際に毎日食べたこの「ひまわりはちみつ」が今回ハニーオブザイヤーの最優秀賞を受賞した。
どんな魅力があるのでしょうか。
オーストリア・ビーネビーネ ひまわりはちみつ
ひまわりの花を想像させてくれる綺麗な黄色です。
クリーミーさと滑らかさが見事に融合した舌触りもいいですよ!
そして「毎日、食べたくなる」の秘密は複雑な味わいにあるのではと思います。
単花蜜では珍しいくらい様々な豊かな表情があります。
口に含んですぐは、甘さとさわやかさのバランスを変えながらそこにわずかな酸味が加わったかと思ったら、ちょっぴりビターな感じも・・・
複雑です。
これだけ、表情豊かなはちみつであればわりと色んなものに合わせやすいのかなとも思いますが「これだ!」と思うような他の食材との合わせ方を見つけるのも反対に難しそうです。
私が料理に使うなら・・・
まだ試していませんが、カプレーゼに使いたいなと思います。
モッツァレラチーズとトマトの上にバジルをちらして、そこにオリーブオイルとこの「
ひまわりはちみつ」を2:1くらいで混ぜ合わせたものをかける。
最後に、さっとバルサミコとブラックペッパーをふりかける。
考えただけで食欲が湧いてきます。
試していないので、味に保証はありませんが。
「ビーネビーネ ひまわりはちみつ」が何故ハニーオブザイヤー最優秀賞を受賞したのか
海外産のファイナリストの他2品はキルギスのはちみつでした。もちろん、どちらも優秀賞に選ばれただけあり美味しいです。
なぜ「ひまわりはちみつ」がハニーオブザイヤーの最優秀賞に選ばれたのか?私にわかるはずもありません。
最優秀賞を審査する審査員の方のコメントのいくつかが作年はプレスリリースに掲載されていましたが、今年は掲載されていないです。
全くの、私の想像に過ぎません。
「ひまわりはちみつ」は味わいが複雑なので、何にでもそれなりに合うかなと思いますが「これ!」といったものを見つけるのは難しいと思います。
馬に例えるなら「じゃじゃ馬」です。
最終審査員の方はこちらの方々です。
【最終審査員(敬称略・50音順)】
・奥田政行(イタリアン料理人・イタリアンレストラン「アル・ケッチャーノ」他多数経営)
・高橋純一(京都産業大学 総合生命科学部 准教授、農学博士)
・田中淳夫(NPO法人銀座ミツバチプロジェクト理事長)
・野崎洋光(日本料理「分とく山」総料理長)
・柳下浩幸(一般社団法人日本養蜂協会 副会長)
・平野のり子(日本はちみつマイスター協会 代表理事)
6名のうち、2名が料理人です。
私が、料理人だったら「じゃじゃ馬を乗りこないしたい」と思うのですが・・・
この「ひまわりはちみつ」をどんな風にメニューに取り入れるかと考えたら、きっとワクワクしたと思います。
私の想像なので実際はわかりませんが、著名な先生方から評価を受けての受賞です。
まだまだ暑い夏に、太陽をいっぱい浴びたひまわりのはちみつを食べるっていうのも良くないですか?
最後まで、読んで下さりありがとうございました。