先日、長野県に行った帰りに中央道梓川サービスエリア(下り)に寄りました。
すると、面白いコーヒーがありました。
『発芽珈琲』です。
発芽玄米は聞いたことがありますが『発芽珈琲』は聞き慣れないですよね。
この『発芽珈琲』は信州大学農学部の名誉教授茅原紘先生が監修されています。
植物が”発芽”した様子をじっと眺めていると、なんだか元気をもらえます。
発芽玄米のこともよく知りませんが、イメージとしては発芽することで様々な栄養素の量の増減や他の物質に変わるようなイメージがあります。
コーヒーは発芽することでどのように変わるのでしょうか。
コーヒー生豆 発芽によるアミノ酸対比
画像出典:イミー株式会社ホームページより
このグラフを見る限り様々なアミノ酸量が増えていそうです。
新しい芽を育てようと、しっかりと栄養を蓄えようとするようです。
GABAは約2倍になります。
ビタミンB群のひとつ、ナイアシンは3倍以上に増えるそうです。ナイアシンは肌にも良いとされていますし、十分に摂取することでストレスの緩和にも繋がるようです。
これが、味にどんな風に影響するのかが気になります。
”発芽珈琲”『珈琲のめばえ』を飲んでみた
パッケージのデザインは数種類ありました。優しいタッチのイラストですね。
私が買ったのはこれです。ケーキのイラストだと思います。ここでも、やはり食べ物のイラストを選んでしまいます。
コーヒーは「ブラジル、コロンビア他」となっています。
開封するとコーヒーを結構深煎りにしたような焙煎香を感じます。見た目の色は、香りで感じた印象ほど深くは無さそうです。
抽出し飲んでみます。
酸味はかなり控えめで、雑味はほとんど感じず「まろやか」という表現がぴったりです。
コーヒーの甘さと苦さがしっかりとしていて、酸味はかなり控えめ。
その甘さと苦さも角が全く無く「まろやか」。
優しい口当たりです。
まあまあ深煎りのコモディティのブレンドコーヒーを松屋式で抽出した時の印象に近いと思います。
ここで、正直に言いますが飲む前までは”キワモノ”扱いしていました。
一般的な簡易抽出タイプのコーヒー並みに飲むことが出来たらいいなと。
それが思いの外、美味しかったです。
今回は、この「発芽珈琲」だけで飲みましたがお茶請けとして合うかなと思ったのは素焼きのアーモンド。後はドライフルーツ。イチジクあたりがいいかなと思いました。
私は梓川サービスエリアの下りで購入しましたが、長野県内の中央道のサービスエリア他にも置いてあるかもしれません。
もし、見つけたら話のネタにも1回は飲んでみる価値あると思いますよ。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。