コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【屋上養蜂が広まっています】岐阜・多治見西高校と付属中学校で養蜂

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学生にも広がる屋上養蜂

日本各地で広がりをみせる「屋上養蜂」。

 

地域レベルでは町おこし的な意味合いで始められるところが多いように感じます。

 

また、大学や高校でも屋上養蜂を始めるところが多いです。

 

学校で養蜂を始めるにあたっては、それぞれ地元の養蜂家さんやボランティアの方の手伝いなどの協力を得て行うところがほとんどだと思います。

 

学校で養蜂を行うと、そうした人と人の繋がり。ミツバチを通じて自然との関わり方。採れたはちみつを販売したり、そのはちみつを使った商品を地元の企業と商品開発をする。

 

学生にとっても、ご指導される先生方にとっても”学びの場”となると思います。

 

近代養蜂発祥の地、岐阜県東濃では高校生と中学生が一緒に養蜂をしているようです。

 

岐阜・多治見西高校と付属中学校で養蜂

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同校がミツバチを飼い始めたのは四年前。中学生の頃に蜂の巣から蜂蜜を採って食べた経験のある中野大作教諭(40)が、「ミツバチを飼うことで、自然との触れ合いを経験してほしい」と校内飼育を提案。初めは人を刺すのではないかと反対する声もあったが、防護服を購入するなど安全対策をとって始めた。現在は中高生三十五人が授業後の課外活動として、屋上に設置した巣箱のミツバチを世話をしている

 働き蜂が出て行ってしまう「分蜂」や、天敵のオオスズメバチの襲来などで蜂の数が減ってしまったことも。それでも、蜜の採れない冬も病気にならないよう、小まめに世話をした。当初購入した二つの群れ(一群当たり最大五万匹)から、現在では五つの群れにまで増えた。

生徒丹精の蜂蜜を洋菓子に 4年間養蜂、多治見西中高:岐阜:中日新聞(CHUNICHI Web)

やはり最初は、養蜂だなんて蜂に刺されでもしたら大変!と反対意見も多かったかと思います。

 

そこは、防護服を用意するなど安全対策をしっかりすることで理解を得られたようですね。

 

そして、今年は5群で150kg採蜜出来たそうです。

 

立派ですね。

 

生徒たちは養蜂だけでなく、周辺にクローバーの種を植えたり桜の木を植樹するなどしてミツバチが生活しやすい環境作りも行っているそうです。

 

そして、採れたはちみつはどうなったのか?

 

多治見市前畑町の洋菓子店「ラ・メール・ブランシュ」が2種類の洋菓子として販売

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校舎屋上でミツバチを飼育する多治見西高校と付属中の生徒の手による蜂蜜を使い、多治見市前畑町の洋菓子店「ラ・メール・ブランシュ」が2種類の洋菓子を作った。18日から販売を始めており、濃厚でおいしい蜂蜜の味が楽しめると好評だ。

 販売されたのは「はちみつプリン」と「はちみつケーキ」。いずれも生地に蜂蜜を練り込んであり、プリンは別カップの蜂蜜をかけて食べる。

 そして、この「はちみつプリン」と「はちみつケーキ」はやっぱり同級生などにも食べて欲しいという生徒の想いが強かったようです。

 

そのため、価格はプリンが三百五十円、ケーキが百五十円(いずれも税別)に抑えたそうです。

 

こちらの洋菓子店「ラ・メール・ブランシュ」さんも大変だったと思いますが、そうした協力もありこの”養蜂”という課外授業が成り立っているのですね。

 

はちみつが無くなったら作れないので、恐らく11月末頃までの販売となるそうです。

 

 お近くの方は、ぜひ!!

 

 最後まで、読んで下さりありがとうございました。