コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【2019年の振り返り】印象に残った蜂蜜 一番は巣鴨養蜂園の『春の花さくら』です

今年もたくさんおいしい蜂蜜を食べることができました

昨日のコーヒーに続き、今年食べて特に印象に残った蜂蜜を紹介したいと思います。
 
蜂蜜もコーヒーと同様、おいしいものをたくさん食べました。その中で印象に残った蜂蜜となると、やはり初めて食べたものが強く印象に残ります。
 

巣鴨養蜂 春の花さくら

今年のハニーオブザイヤー国産部門で最優秀賞をとった蜂蜜です。
 
桜(ソメイヨシノ)が入っている百花蜜になります。
 
優しく感じる桜の味わいと、全く雑味を感じないその味わいが、澄み渡った春の青空を感じさせてくれます。
 
初めて食べたときに、まず思ったのが「美しすぎる。きれいすぎる。」でした。
 
この蜂蜜の良さを味わうのは、舌が疲れていない午前中にそのまま食べたいです。
 
もちろん紅茶やヨーグルト、トーストなどにも合いますが、やっぱり贅沢に蜂蜜だけをそのまま食べたいです。
 

巣鴨養蜂園 里の花クロバナエンジュ

こちらも巣鴨養蜂園の蜂蜜です。
 
クロバナエンジュを初めて食べました。
 
蜂蜜の濃い色から想像するのが難しい位にクセは少ない蜂蜜です。
 
口に含むとフルーティーに感じる酸味と甘さ、それに優しい渋みを感じます。この渋みが紅茶の渋みに近い感じがします。
 
酸味、甘み、渋み、かすかに感じる苦味。
 
これらが複雑な味わいを生み出します。
 
もちろんそのまま贅沢に蜂蜜を味わうのも良いですが、こちらは様々な食材に合わせてみたいと思わせてくれる懐の深さを感じます。
 

ヘブンリーオーガニックスオーガニックワイルドニームハニー

インドで採れたハーブの一種「ニーム」と言う常緑高木からとれた蜂蜜です。
 
食べた瞬間、最近では珍しい位「まずい」と思ってしまった蜂蜜です。
 
それだけに印象に強く残っています。
 
特に私はハーブがあまり得意ではないのでまずく感じてしまったのだと思います。
 
黒糖っぽさも感じますがそこに複雑にハーブらしさやそれ以外の味わいが絡み合っている感じです。
 
実際このニームハニーを食べ続けていたら、他の蜂蜜では物足りなくなったと言う方もいます。
 
中毒性の高い蜂蜜だと思う思います。
 
雰囲気からして肉料理のソースとして合うのではと思います。特にラム肉やジビエ料理のソースとして抜群に愛想な感じもします。
 

きのか蔵 世界の養蜂家から”搾りたてハチミツのおすそわけ”

www.coffee83.net

 

こちらの蜂蜜は採蜜後24時間以内に出荷するという新しいコンセプトの蜂蜜です。

 

そのため、事前に完全予約制となります。

 

その第一弾として届いた蜂蜜は、ハンガリー産のアカシアと菜の花の蜂蜜をブレンドしたものです。

 

ハンガリーから巣の状態で輸入し、国内で巣を丸ごと絞ったものになります。

 

アカシア蜂蜜は、あまりにクセがなく物足りなさを感じることもあるので、他の蜂蜜をブレンドすることはオススメです。その蜂蜜の色がつき、自分だけの蜂蜜を楽しむことが出来るので私も家でアカシア蜂蜜に気分で色んな蜂蜜をブレンドして食べることも多いです。

 

とは言え、アカシアと菜の花をブレンドした蜂蜜ならおおよそ”こんな感じかな”という予想はつきます。

 

食べてみると、予想したものと方向性は一緒でしたが味わいの深さや風味の濃厚さが想像していたもののはるか上をいっていました。

 

改めて、絞りたての蜂蜜の美味しさに気付かされました。

 

この第2弾は岐阜の3種類の蜂蜜。第3弾は同じく岐阜の堀養蜂園さんのリョウブとアカメガシワのブレンド蜂蜜です。
 
気になる方はコチラをチェックしてみて下さい。
 

まとめ

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一年を振り返って印象に残っているものは

  1. 初めてのもの
  2. 振り幅が大きいもの
  3. 他を圧倒するものがある

このあたりのものです。

 

「春の花さくら」は①と③。

 

「里の花クロバナエンジュ」は①②③全部。

 

「ニームハニー」も①②③全部。

 

「絞りたてハチミツのおすそわけ」も①②③全部該当するかなと思います。

コーヒー同様、今年も美味しい蜂蜜と蜂蜜を通じて多くの方と出会うことが出来ました。
 
2020年も新たな出会いが、たくさんあるといいなと思います。
 
最後まで、読んで下さりありがとうございました。