龍眼(リュウガン、ロンガン)
龍眼という果物ご存知ですか?
見た目はライチに似ています。台湾や中国、タイなどで栽培されています。
紅茶のアールグレイと深いつながりがあるようです。
フレーバーティーの一種「正山小種(ラブサン・スーチョン)」がイギリスに運ばれた時、当時の外相グレイ伯爵がこの紅茶の独特な香りの虜になりました。
グレイ伯爵はロンドンの茶商にもっと手に入れるように頼みました。しかし正山小種(ラブサン・スーチョン)の香りにはヨーロッパにはない龍眼が使われていたため困りました。
同じ紅茶を作りたいと考え19世紀初頭に地中海のシチリア島で作られていたベルガモットオイルを中国茶に着香して現在のアールグレイが誕生したといわれています。
龍眼蜂蜜
その龍眼から採れた蜂蜜も、香りや風味はアールグレイに似た感じがします。
ですので、紅茶に入れて飲むには最高に相性が良いと思います。
タイ産龍眼はちみつ
今まで竜眼蜂蜜は台湾さんと中国産しか食べたことがありませんでした。。
台湾産の龍眼はちみつは、その品質の良さで知られているナナハニーさんのものしか食べたことがないです。
今回、コーヒーアミーゴス中部でいつもお世話になっている方からタイ産の龍眼はちみつをいただきました。
見た目の色も紅茶を思わせるアンバーな色ですね。
フタを開けてみると、龍眼蜂蜜らしい紅茶のような香りがします。
早速食べてみたいと思います。台湾産の龍眼はちみつと比べての比較になります。
口に含んだ瞬間しっかりと龍眼らしい紅茶っぽさを感じます。
しっかりとした甘さを感じるのですが、それでいてすっきりとした味わいです。
酸味は台湾産と比べると控えめです。
味わいの奥深さという点では台湾産の方がいいと思いますが、すっきりとかさらりとした蜂蜜を好まれる方はこのタイ産の龍眼の方が合うかなと思います。
しばらく口に含み、最後の方でちょっと雰囲気が変わりクリーミーな感じがします。
他の龍眼ではあまり感じたことのないものなので、もしかしたらわずかに他の植物が入っているかもしれません。
ただ、これはこれで面白いですし美味しいです。
中国産の龍眼を食べた時の記事も良かったら御覧ください。
この記事の中で、私のお気に入りの食べ方としてエッグトーストにかけて食べると紹介していますが、今回のタイ産の龍眼はちみつですと、もう少し酸味が欲しいので粒マスタードを少し足すといいと思います。
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最後まで、読んで下さりありがとうございました。