コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【バズってる一人文具メーカー】尚貴堂の『はちみつインク』の使い方

尚貴堂の『はちみつインク』

5日ほど前、何気なくTwitterを見ていたら「はちみつインク」の文字を目にしました。
 
発信元は、一人文具メーカーとして愛知県を拠点に活動している尚貴堂さんです。
 
「はちみつインク」というだけでも衝撃でしたが、なんと「アカシア」「レンゲ」「ボダイジュ」と3種類発売されます。
 
そして、初お披露目となるのが愛知県岡崎市のウィングタウンというショッピングモールに入っているTSUTAYAさんでのイベントです。
 
上の写真のハニカムの什器も尚貴堂さんの自前です。デキる男は、きちんとこんなところまで拘ります。
 

尚貴堂 TSUTAYAウィングタウン岡崎店でのイベント

尚貴堂の大橋くん

 

1月25日(土)の10時から16時までTSUTAYAウィングタウン岡崎店で尚貴堂さんがイベントを開催されました。
 
ここで「はちみつインク」が初お披露目され販売されます。
 
片道2時近くかけ行ってきました。
 
到着したのは10時10分位でした。
 
店舗に入ってすぐのところで何やら人だかりが。その先に、尚貴堂の大橋くんの姿が見えます。
 
この「はちみつインク」のツイートが”1万いいね”を超えバズっていました。

 

反響の大きさに私も驚きましたが、大橋くんもかなり驚いていたようです。
 
ひとまず列の最後尾に並びます。
 
年明け以降、かなり散財しているので1種類だけ買おうかなと思ったのですが、はちみつインクを見てしまうとやはり全種類買ってしまいました。
 
このインクは、尚貴堂さんとTono & Limsさんとのコラボです。
 
はちみつインクを発売しようとしてからかなりの月日が流れたそうです。
 
1番最後までこだわったのがインクにつける「はちみつの香り」だそうです。
 
そうなんです!
 
このインクには、はちみつの香りがついているのです。凄いでしょう!
 

はちみつインクの香りは…

家に帰り、実際のはちみつと香りを比較してみました。
 
この写真は、レンゲの方が菩提樹よりも色が濃いですね。レンゲのはちみつが少し古いものしかなく、HMF(ヒドロキシメチルフルフラール)が増加し、かなり濃くなっています。
 
はちみつの色のイメージとしては、尚貴堂さんのはちみつインクのような色でいいかなと思います。
 
実際アカシア、レンゲ、ボダイジュのはちみつインクと、それぞれのはちみつの匂いを比較してみました。
 
1番近いのがアカシアでした。
 
もちろんはちみつインクの香りは人工的なものですので、本物のはちみつの香りよりも香りの強さは少し強いですがアカシアはかなり香りは近いと思います。
 
菩提樹のはちみつインクの香りは1番人工的な感じが強く出ています。
 
レンゲのはちみつインクの香りが、レンゲはちみつよりも菩提樹のはちみつの香りに近いような感じがしました。
 
万年筆のインクに、これだけ実際のはちみつに近い香りをつけるにはかなり苦労したのかなと思います。
 
万年筆のキャップを外して、はちみつの香りをかぐのが楽しみです。
 

 『はちみつインク』の使い方

 まず、はちみつのような綺麗な黄色を目で楽しみましょう!!
 
その為には、やっぱり万年筆はスッケスケのスケルトン軸一択でしょう。
 
スケルトン軸のためのインクと言っても過言ではないと思います。
 
そして、次は香り。万年筆のキャップをはずし、はちみつの香りを嗅いでうっとりとする。
 
万年筆のキャップの香りを嗅いでうっとりしているオッサンを想像してください(笑)
 
 

 ただ、正直なところ黄色のインクは使いにくいです。
 
プラチナの黄色のカートリッジインクを1個使っているのですが、黄色で書いた文字は見にくいので全然減らないです。
 
上の写真を見てもらうとわかるように、一番下のアカシアはかなり見にくいです。
 
通常の万年筆の使い方で、使えるのは「ボダイジュ」です。「ボダイジュ」はわりと濃いのでそれなりに文字も読むことが出来ます。
 
「レンゲ」で微妙なところだと思います。
 
「アカシア」は、蛍光灯の光の反射などで、ほとんど読めないレベルです。
 
じゃあ、どうやって使えばいいのか?
 
マーカーとして使うには、このアカシアの黄色は秀逸だと思います。

 

とりあえず、私はプレピーのマーカーを持っていないのでボダイジュをLAMYサファリの透明軸に入れてみました。

美味しそうな万年筆ですが、くれぐれも食べないように注意したいです。

 

最後まで、読んで下さりありがとうございました。