サブスク
サブスク(サブスクリプション)やシェアサービスは海外に比べ、日本は遅れていると言う話をよく耳にします。
国民性の違いもあるのでしょうが、そういったものを必要とせずとも暮らしていけるというある種の豊かさがあるからかなとも思います。
動画配信や音楽配信、自動車などのサブスクはまだまだこれから着実に伸びていくと思います。
「飲食」に関するサブスクは、なかなか苦戦しているサービスが多いように思います。
飲食のサブスク
飲食店がサブスクを開始し、すぐにやめてしまうパターンは2つのどちらかです。
1つは、利用者が少ないから。
2つ目は利用者が多すぎ、店舗側の利益を圧迫するから。
私は昨年の暮れにスガキヤラーメンが販売したトッピング定期券を買ったことがあります。
300円で購入し1ヵ月ほどの間ラーメンを食べるときにその定期券を提示すると100円相当のトッピングが付けれると言うものです。
3回食べれば元が引けると言う計算ですね。
私は頑張って4回使ったので100円お得でした。
しかし、1ヵ月でスガキヤのラーメンを4回も食べると言うのは、なかなかの苦痛でした。
中学生や高校生の時は、しょっちゅう食べていましたが最近は年に2~3回食べれば良い方です。
やはり食べ物は毎日のように食べると飽きてくるのでこういった定額サービスは難しいかなと思います。
また焼肉チェーンの牛角が焼肉食べ放題の定期券を販売しましたが、こちらは利用者が殺到し割に合わないと言うことで早々にサービスをやめてしまいました。
飲食で毎日でも飽きないものといったら、その代表的なのはやはりコーヒーではないでしょうか。
石川県金沢市のカフェ「アンロカ」のサブスク
石川県金沢市野町のカフェ「アンロカ」が月額1980円(税込)でサブスクリプションサービスを始めました。
こちらでは通常スペシャルティーコーヒーを1杯450円から500円で提供しているそうです。
1ヵ月の間に5杯飲んだら元が引けますね。
店長の無量江隆太さんは「おいしいコーヒーを飲める日を特別ではなく、当たり前にしたい」との思いから始められたそうです。
そして「毎日コーヒーを楽しむきっかけ作りをしたい」ともおっしゃられています。
1杯450円から500円で提供しているコーヒー代月額1980円で飲み放題で提供するというのは、かなり太っ腹なサービスだと思います。
お店の規模等どれぐらいなのか私には分かりませんが、このサービスをどこまで提供し続けられるのかが気になります。
コーヒーのサブスクは、自宅や職場のすぐ近くにあれば消費者にとっては本当にありがたいサービスかとは思います。
サービスを提供する側の店が、こうした定額サービスを始めるにあたり価格設定は難しいなと感じます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。