ユニクロ
ユニクロについて、今更説明する必要は無いかと思います。
私がユニクロを初めて知ったのは中学生の時です。近所に安い服屋ができたと友人たちとのあいだで話題になりました。
部活動の合間など、仲間と喋っていると「この靴下、昨日ユニクロで買ってきたやつだよ」といった友人に対し周りからは一斉に「ダセーッ!!」と言う声が浴びせられました。
当時は、ユニクロはダサいものだというイメージが強かったです。
確か当時は「ベストヒットUSA」で司会をしている小林克也さんがユニクロのテレビCMに登場していました。
「ベストヒットUSA」を思い出し検索してみるとBS朝日で現在も放映しているようです。
そしてびっくりしたのが現在も司会を小林克也さんがされています
小林克也さんは1941年生まれなのでお年を計算すると…元気ですね。なんかすごく嬉しく、元気がもらえました。
ユニクロの強み
ユニクロがこれだけ大きくなり海外にも進出し世界的な企業となった”強み”というのはいろんなところにあると思います。
H&MやZARA、Forever21など苦戦が続く中ユニクロは健闘していると思います。
日本国内においては最近ワークマンが元気ですが、ワークマンとユニクロではある程度棲み分けができ、購入するお客さんも目的に応じて使い分けていくのではと思います。
私が思うユニクロの強みは
- 積極的な”機能性素材”の開発
- 圧倒的な量の”新商品”の発売
- 様々な”コラボ”
- 有名YouTuberによる”宣伝力”
- ボーダーレスな”世界観”
「素材の開発」というのはヒートテックを始めエアリズムなど日常着る服に機能性を与える素材の開発を繊維メーカーと一緒に積極的に取り組んでいる店です。
他の同業者でも同じような取り組みはしていると思いますが、ここまで積極的に行っているのはユニクロ以外ないのではと思います。
ブロックテック等は日本よりも海外の方が評価が高そうです。
そして、1ヵ月の間にどれだけ新商品が出るのかと驚くほど新商品の数が多いです。
いくらユニクロとはいえ、こんなにも新商品を次から次にだせば、商品開発に関わる人の数も相当必要ですし、在庫量なども相当抱えると思うので大丈夫かなと心配になってしまうほどです。
そしてUTでの様々な企業とのコラボTシャツや、バスキア等のアーティストとのコラボ。
また「ユニクロU」での世界的デザイナー、クリストフ・ルメールとのコラボなどその数は凄いです。
様々な人や企業とコラボすることで、話題となり、その人や企業のファンが購入するということで良い流れが作れると思います。
また最近はYouTube等でもユニクロの新商品が出ると、一斉にその商品のレビュー動画が流れるなどYouTuberにとっての1つのコンテンツとして「ユニクロ」が確立されているのも強みだと思います。
これは、かなりの宣伝効果があると思います。
そして私が一番感じるのは「ボーダレスな世界観」かなと思います。
ユニクロのフリーマガジン「LifeWear magazine」
この言葉が適切なのかどうかは自信がありませんが、今回のライフウェアマガジンの表紙が物語るように様々な人種や国、年齢年代や職業などを問わずにどんな人のライフスタイルにも溶け込む。
そんな人たちをユニクロの服が”つなぐ”という世界観を既に作り上げているような気がします。
ファストファッションと言うと、否定的に言う人もいるかと思いますが、ユニクロはかなりしっかり企業努力をしているように思います。
先日、ユニクロに行ったら「ご自由にお取り下さい」と書かれ雑誌が置かれていました。
それがライフウェアマガジンの2号です。
こんな雑誌が出ていたと言うのを今回初めて知りました。
2019年8月に創刊した『LifeWear magazine』は、人々の生活をより豊かに快適にするユニクロの「LifeWear」のフィロソフィーを伝えるフリーマガジンです。2号目となる2020年春夏号は“Livable Cities” がテーマ。世界の様々な街に住む人々の日常生活を豊かにする服 - LifeWearとは何かをひもときます。
この雑誌の巻末にグローバルマガジン「MONOCLE」と一緒に作った東京ガイドがあります。
今回のエリアは御徒町・浅草、銀座、原宿、新宿の4エリアです。
このエリアのユニクロと共に、素敵なお店を紹介してくれています。
月光荘やカキモリなど文具好きなら訪れたいお店も紹介されています。そして、もちろんカフェも紹介されています。
カフェをご紹介しておきます。
『LifeWear magazine』2号で紹介された『KOFFEE MAMEYA』
「“COFFEE”じゃなくて“KOFFEE”なのには、いくつかの意味があって。ひとつは、英語で売店を意味する“Kiosk”のように、身近にコーヒーを楽しんでもらいたかったから“C”を”K”に。店内装飾のイメージも、街でよく見かけるキオスクの形“四角形”がモチーフになっています。もうひとつは、“C”のコーヒーとはひと味ちがうことをアピールしたかったから。これらは、OMOTESANDO “K”OFFEEのスピリットを引き継がせてもらいました。」と、三木さんに店名の由来を語ってもらった。
そんなKOFFEE MAMEYAだが、OMOTESANDO KOFFEEとは全く異なるスタイルでコーヒーを届けている。「ひとつは、コーヒーの素材である“豆”に特化したショップであるということ。そして、自分たちでは焙煎せずに、日本のみならず世界各国から厳選したロースターの豆を揃えていること。さらに、お客様一人ひとりにじっくり時間をかけてカウンセリングして、その人に合ったコーヒーをセレクトすること。この3つはオープン時から貫こうと決めています。」
&Kalita - アンドカリタ
連日、行列をつくっていた「OMOTESANDO KOFFEE」が2015年に店舗の老朽化のため、ファンに惜しまれつつ閉店しました。
その1年後に『KOFFEE MAMEYA』はオープンしたそうです。そして、OMOTESANDO KOFFEEの元スタッフの三木さんがこの『KOFFEE MAMEYA』でバリスタを務め今も大人気店となっているようです。
「焙煎している現地まで行って、焙煎士にインタビューすることもしばしば。そこで得た情報を持ち帰り、お客様に説明するんです。“こんな人がいた”とか“こんなオシャレなカフェも併設していた”とか。だから、僕らが自信を持ってご紹介できるコーヒーしかラインナップしないんですよね。」
また、このショップの特徴は接客スタイルにも現れている。「時間をかけて好みの味をヒアリングし、一人ひとりに合ったコーヒーをご紹介しています。まさに“カウンセリング”のようなスタイル。白衣を彷彿させるユニフォームを身にまとっているのも、“コーヒーを研究している人”らしさを出すため。豆をお買い上げいただいたお客様には、豆の情報や淹れ方を書いた“処方せん”のようなレシピもお渡ししていますよ。」
コーヒー豆にもしっかりと、こだわりをもっているようなので、納得の一杯をいただけそうですね。
『LifeWear magazine』2号で紹介され『4/4 SEASONS COFFEE』(オールシーズンコーヒー)
この写真の、若いスタッフたちの笑顔を見るだけで”行ってみたい”と思わせてくれます。
ここに紹介されている「クラシッくプリン」と「オレオチーズケーキ」どちらも食べたいです。
最期まで読んでくださり、ありがとうございました。