今シーズン最後のコーヒーチェリーを収穫
愛知県は、日中は汗ばむ日も増えてきました。
冬場は、家の中にしまうコーヒーの木をそろそろベランダに出さなくてはと思い出しました。
たしか、1月にコーヒーの実(コーヒーチェリー)を摘んで以来ほったらかしだったので、そのままコーヒーチェリーが付いたままです。
そんなわけで、今シーズン最後の収穫です。
このコーヒーの木は発芽から4年が経ちます。
今年は全部で17粒くらい収穫出来ました。カップ1杯分のコーヒーチェリーの収穫は遠いです。
今回採れたのは・・・
これだけです。
ほったらかしだったので、上の黒っぽい粒はそのままナチュラルのコーヒーとしていけそうです。
この、コーヒーチェリーの果肉部分はタイで食べた時は甘酸っぱくて思っていたより美味しかったですが、我が家で採れるものは全然美味しくないです。
日本の気候や、私が世話を適当にしかしていないなど要因はあると思います。
そのまま、食べても美味しくないので「まっちゃん流ハニープロセス」で遊んでみます。
ハニープロセスとは
ハニープロセスとはコーヒーの精選方法の一つです。
コスタリカで生み出された生産処理プロセスで、パルプドナチュラルに大別されます。ミューシレージリムーバーの水圧によって、ミューシレージの除去率を変え、よりテクニカルにパルプドナチュラルが行われているようなイメージです。ミューシレージを除去するホワイトハニー(メカニカルウォッシュ)、ミューシレージを5割程度の残すイエローハニー、ほぼ100%残すレッドハニーが代表です。こうしたハニープロセスの細かな表現も農園により変化があり定義付けはしきれていないのですが、ブラックハニーは、100%ミューシレージを残した状態かつ糖度が高いチェリーをスロードライングした処理とコスタリカのブルマスなどでは表現しています。スロードライを行う事で、パーチメントの色が黒くなる為、ブラックハニーと呼ぶようになったようです。撹拌の回数などでもパーチメントの色の変化が出てくるので、乾燥方法によって分類されるケースもあります。
このミューシレージという粘液質は中米の国では「ミエル」とも呼ばれるそうです。
ミエルというのはフランス語で「はちみつ」のことです。
ミューシレージを付けたまま乾燥させることで、コーヒーの種子に甘さが移ると言われています。
まっちゃん流ハニープロセスとは
残念ながら、カップ1杯のコーヒーにもならないので果肉の部分を味わいたいと思います。
ただ、そのまま食べると美味しくないので果肉を3日間はちみつに漬けます。
そして、ただのはちみつでなくオーストリア産のさくらんぼはちみつで漬けます。
美味しそうでしょ!!
コーヒーチェリーに、このさくらんぼはちみつをかけて3日間冷蔵庫で置いておきました。
さあ、食べるぞ!と冷蔵庫を開けて取り出そうと思ったのですが・・・無いです。
また、わけのわからないいらんもんを置いていると思われ捨てられてしまったようです。
そんなことを動画にまとめましたので、良かったらYou Tubeも御覧ください。
来シーズンは、美味しいコーヒーチェリーを食べたいです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。